2010年12月22日(水)

「しかし、私にとっては、神の近くにいることが、しあわせなのです」詩篇73:28  


詩篇記者は、悪者が栄えるのを見て、つまずいた。「何で?」彼らは楽しそうで、豊かで肥え太っていて、何の苦しみもなさそうだ。悪者はいつまでも安らかで、富を増している。それに引き換え、自分は惨めで、苦しみばかりで、何のよい事もない。歩みは滑るばかりだと。

どういう事か、どうして神を信じない者が栄えるのかと。不満で悶々だ。その彼が、神の聖所に入り、光が与えられた。実は彼の不満や妬みや愚痴や、様々な悩みの原因は、神の近くにいなかったことによると悟ったのだ。

本当の問題は、不本意な事態や様々な状況ではなく、自分と神との関係だった。それが信仰にとって根本的な問題だ。私たちも同様だ。愚痴や不平で悶々状態の時、イラだつ時、本当の問題はその状況でなく、自分と神との関係だ。

神から離れているから、平安無く喜び無く、心が荒んでイライラしている。妬みで一杯になる。それに反して、神と親しい交わりにいる時、状況がいかに波風逆巻いても、大嵐の中でも、心は平安に守られる。

神の近くにいる事が幸せであり、問題が問題でなくなる。一番大切な事は、神と自分の関係だ。今、自分はどうだろう。神から離れているなら、すぐに立ち返ろう。平安と喜びが戻る。そして、状況に関係なく、御翼の陰で幸せを感じることができる。
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目の前の状況は不満やストレスを感じさせるものばかりでも、心が神様の側に留まっているなら、いつでも御霊の慰めや励まし導きを受けながら生活して行ける。人とは違う自分だけの神様から来る喜びがあり平安がある。それが本当に幸せだ。