2011年01月22日(土)

「すべての事について感謝しなさい」Tテサロニケ5:18



劣等感に悩む人は多い。どこから劣等感が来るのか。「比較」に端を発する。人
と比較して、人より劣れば、劣等感になり、人より優れば、優越感となる。神無
しの世界では、自分を確認する手段が、目に見える「人」になってしまい、人と
の差異で自分を量るので、どこまでも人との比較になってしまう。

しかし、クリスチャンはそこから解放され、自由にされ、人ではなく、神に対し
て生きる者とされた。何という救いであり、恵みだろう。神はあなたを高価で尊
いと宣言され、唯一無比、かけがえのない者として造って下さった。だから人と
同じでありようが無い。

比較が無意味なのだ。古い価値観があり、どうしても比較に目が行く時に、上を
見上げて感謝するなら、心が守られる。自分に無いものを数えて、落胆し落ち込
むのでなく、有るもの、与えられているものを数えて、感謝するならどんなに有
益だろう。

自殺未遂で、両足と片手切断となり、指3本になった田原米子さんは、主に出会
った時、「指3本しか無い」が「指3本もある」に視点が変わり、人生が180
度変わってしまった。「しか無い」と「もある」は天と地ほどの違いだ。

米子さんは、全生活を主に頼り、具体的な知恵、方法、アイデアを主から直に頂
いて、生き生きと喜びの中で、生活して行った。大きな証しとされた。人と比べ
て、あれも無い、これも無いと、無いものを数えて生きているだろうか。天を見
上げて一つ一つ感謝を献げよう。必ず心が変えられる。

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古い価値観はどうしてもネガティブに傾いて行く。否定的にしか見えない。放っ
ておくと、無いものを数えて行く。身体に古い価値観がなじんでいる。感謝する
事は、意識しないと出来ない。感謝するとは状況を受け入れる事、サタンの足場
を崩す。