2011年04月21日(木)

「悪魔に機会を与えないようにしなさい」エペソ4:27

悪魔は、常に私たちの心に、足場を得ようと隙を伺い、狙っている。カインは憤りによって、悪魔に足場を与えてしまった。悔い改めて、罪を治めるべきであった。しかしそうせずに、カインは罪に飲み込まれ、支配され、アベルを殺してしまった。

サウル王は妬みにより、悪魔に足場を与え、捕らわれてしまった。妬みを悔い改め、捨てることをせず、悪魔に機会を与え続けてしまった。ダビデは、高ぶりにより人口調査の罪を犯した。戦勝〃で、心高ぶっていた。人口調査により、神の栄光ではなく、自らの力を誇りたかった。その心に乗じて、サタンが誘惑して来
た。部下ヨアブが、神に反逆する行為であると阻止するが、ダビデは聞かず、この事で神の怒りを招き、イスラエルに災いをもたらす事になった。

悪魔は、カインに、サウルに、主に忠実であったダビデにさえ巧妙に働いて動かした。私たちはよく自分の心を見張り、守る必要がある。又、悪魔の常套手段は「疑い」を起こす事だ。「疑い」を起こせば成功だ。「神は本当に愛してくれているのか」「守ってくれるのか」「必要が与えられるのか」・・悪魔の仕業だ。

信仰の足元がぐらついてしまう。対人関係に「疑い」を起こし、不信感を植え付け、疑心暗鬼にさせる。赦さない心は、悪魔に足場を与える。赦し合おう。今、悪魔の攻撃が来ていないか。心を見張ろう。サタンの策略に気づけるよう祈っていよう。
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足場を与える心の思いを判別できそこで祈れるよう、御言葉をよく読み、よく陥る失敗のパターンを覚えておこう。高ぶり、妬み、自己保身、思い煩いなど自分にある弱さは、サタンではなく神様が正しく導いて下さる。