2011年09月21日(水)

「イエスは、ご自分では、しようとしていることを知っておられたからである」ヨハネ6:6


ある人が、コンタクトレンズを落としてしまった。かがみ込んで、一帯を懸命に捜した。見つける事が出来るようにと祈りつつ、捜すが、幾ら捜しても見つからない。ふと「すべての事について感謝しなさい」が浮かんで来て、又、出費のかさむ不都合な出来事だが、この事も感謝しますと祈った。そして、すべてにご計画を持って下さっている事を覚え、これだけ捜しても無いのだから、これも御心、次の行動に移ろうと思えた。

店に行って、新しいレンズを購入する事にした。片方のレンズを見せると、ひどく劣化していて、このまま使っていたなら、目を傷めるところだと判明した。ずっと見えにくいと感じていたのはそのせいだった。目が守られたことに、心から感謝した。私たちの日常には、様々な事態が起きる。一羽の雀さえ、父のお許し無しには地に落ちない。

目の前の出来事の一つ一つは、父の御手の中で起きている。信仰者にとって、偶然は一つもないし、運命にほんろうされているのではない。すべては愛なるご計画の中だ。だから、すべての事について感謝できる。そして、感謝すると、自分の心が、ネガティブ思考から守られる。感謝して、感謝して行くと、どんな状況であろうと、心に不思議な平安が宿り、何をすればよいかが見えて来る。
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思い通りに行かない時に「思い通りでないことを感謝します」と目の前のことをみこころへと明け渡して行きたい。ただ主だけが先のことをご存知で、感謝するうちにそれが益だと気づかせて下さる。