2012年01月22日(日)

「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく」箴言 4:23                         


誰が自分の心を見張るのか。誰かが見張ってくれるのだろうか。そうではない、
自分が自分の心をしっかり見張らねばならない。自由意志が与えられており、神
もその自由意志を支配されない。あなたの心の態度は、あなたの自由な選択の結
果だ。神はあなたの態度をコントロール出来ないし、されない。どこまでも自由
であり、自由意志を尊重される。

次々と問題は起きる。対人関係の悩みが出て来る。環境を変えれば何とかなる、
職場を変われば・・、相手が変われば・・と思う。又、困難な事態が起きると、時間
を置けば何とかなる・・、環境、相手、時間の問題にしようとするが、そうではな
く、最大の問題は自分の心の態度だ。

苦難の人ヨセフは妬みにより、エジプトに売り飛ばされ、苛酷な苦しみに会う。
濡れ衣により投獄されるが、しかし、模範囚となり、監獄長に認められる。「主
はヨセフと共におられ、彼に恵みを施し、監獄の長の心にかなうようにされた」。

神が働いてそのようにされた。しかし、そこに、ヨセフの神の御前に正しい態度
があった。環境、状況がどんなに悲惨であろうと、反抗的になるのでなく、無気
力になるのでなく、心屈折させず、真っ直ぐに神を見て行った。ヨセフは自らの
心を歪ませずに、ガードした。私たちも自分の心を見張っていよう。

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普段、目に見える状況ばかりに目が向き、心を見張る事を忘れてしまう。心には
無防備なので、何でもかんでも入れる事を許してしまっている。いのちの泉をふ
さぐ否定的、不信仰な思いは阻止し捨て、愛や喜びが湧く泉を大切に見張ってい
よう。