2013年04月21日(日)

「私たちの願う事を神が聞いてくださると知れば、神に願ったその 事は、すでにかなえられたと知るのです」Tヨハネ5:15


祈りが聞かれないと思っているだろうか。「求めなさい。そうすれ
ば与えられます」と。神は求めに答えて下さるお方だ。だから、私
たちは求める必要がある。何もしなければ何も来ない。「あなたが
たのものにならないのは、あなたがたが願わないからです」

しかし、心しておくべき事は、神は私たちが求めたものを、その通
りに与えられるとは限らない。2歳の子が、母親の真似をしたいと
包丁を欲しがっても与えないし、又、配慮無く高価な物を与えたり
しない。調理出来る年齢に包丁を与え、ふさわしい時期に高価な物
を与える。

親は、常に子供にとっての最善を考えて与える。天の御父も同様だ。
「どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありまし
ょう」と、願った通りのものではなく、「良いもの」を与えて下さ
る。「良いもの」だ。

神は私たちよりも、私たちにとって、何が良いのかを知っておられ
る。そのため、祈った結果、来たものをことごとく感謝することが
祝福だ。神が下さるものは、常に「良いもの」だからだ。

「求めなさい」には、「求め続けよ」の意味がある。すぐに答えが
無いからと諦めないで、祈り続けよう。忍耐持って祈る中で、動機
を探られる。何のために求めているのか。「自分の快楽のために使
おうと悪い動機」なら、神の御心にかなう祈りへと、祈りを軌道修
正して下さる。

実際、私たちは何が自分に最善であるのかを知らない。御霊は、御
心にかなった祈りへと導いて行って下さる。そして御心に適った祈
りは、すでにかなえられた事になる。

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主は常に最善をして下さり、良いものを下さる。しかし、自分の思
う良いものと、主が思われる良いものが異なる事を覚えよう。自分
の強い思いが、受け取る事を妨げる。祈った結果来たものを、感謝
して受け取る時、平安が来る。受け入れられるよう祈ろう。