2013年06月21日(金)

「自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい・・『復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする』と主は言われる」ローマ12:19  



ある人が、対人関係で傷ついて、「相手に悪いことが起こればいい」と、傷つけられた相手を憎む思いを持ってしまったと。しかし、主は言われる。「愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい」「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする。悪に負けてはいけません。善を持って悪に打ち勝ちなさい」と。

生まれつきの罪の性質は、必ずやられたら、やり返したい。それも何倍にもして報復したい。復讐せずにはおれない。しかし、主は自分で復讐するなと言われる。復讐するなら罪を犯してしまうことになる。主が復讐すると言われている。神に任せるようにと。主が何もかもご存じでいて下さる。又、相手を憎むなら、相手に自分の人生をコントロールされる事になり、自分の人生が相手の手に握られてしまうことになる。

そんな人生送りたいだろうか。常に自由がなく、相手に拘束されていて、いつも心は辛く、苦しい。目の前に相手がいなくても、思い出す度に心は重く、牢獄の中だ。相手を憎むことは、自分で牢獄に入ることだ。しかし、牢獄から出ることができる。主は解放し、自由にして下さる。今の自分の正直な状態を認め、相手を赦せるよう助けを求めよう。主は助けて下さる。赦す時に、相手から解放される。赦しは自分のためだ。
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神が怒り、神が御心の時に報いをされる。だから怒りを明け渡してしまおう。御心である善を持って悪に対する時、その行動を祝して下さる。自分自身が変る。