2013年10月21日(月)

「ところが、風を見て、こわくなり、沈みかけたので叫び出し、『主よ。助けてください』と言った」マタイ14:30



主の「来なさい」との言葉で、ペテロは水の上を歩くが、主から目を離し、風を見た途端、沈んでしまった。御言葉と状況が正反対なのだ。主は「来なさい」と言われ、しかし現状はと見れば、常識では水の上など歩けるわけがない。御言葉を握り、歩もうとすると、御言葉と正反対の逆境に会ってしまう。どうすれば良いのか。

ある男性の会社が倒産してしまった。貯えもなく、家族を抱えて、恐れと不安で途方に暮れた。次の就職先がなかなか無い。とにかく祈ろうと、主に導きを切に祈っていると「すべての事について感謝しなさい」と語られた。この状況を「感謝せよ」と。見える所は感謝などではない。何の当ても無い、厳しい荒野であり、どこが感謝なのかと思える現実だ。

しかし、主の示しに従おうと思った。現状を受け入れ、今の状況を感謝し、そして仕事が無いこと、貯えが無い事を感謝した。すると不思議が起きた。不安と思い煩い、恐れでいっぱいの心に平安が臨んだ。現実は何も変わらないが、心が変えられた。その後、職が与えられた。別の人は、就職試験を幾ら受けても不合格の現実に落ち込んだ。与えられると信じているが、目の前の風を見るとブクブクと沈んでしまう。

御言葉ではなく、目に見える状況を選択し、信じている自分に気づかされた。結局、御言葉を否定する不信仰になってしまう。自らの不信仰を認め、悔い改めた時、自分が変えられた。御言葉を信じて行こうと思えた。今、揺らいでいるなら、まずありのままの心を主に告げよう。主は導いて下さる。
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現状に目がふさがれそうになったら祈ろう。そして、主は近くおられることを思い起こそう。主の最善を見つめて、感謝できない時に感謝していこう。