2015年01月22日(木) 「夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある」詩編30:5
「夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある」詩編30:5
人は皆、人生に、暗い夜を経験する。試練の時だ。涙が溢れて来る。 失敗、過失、倒産、離別、けがや病気・・しかし、夜のままではあ り得ない。涙のままでは終わらない。必ず朝が来る。どんな時にも 希望がある。これは何と慰めだろう。試練には定められた期間があ る。試練には必ず終わりがある。 真っ暗なトンネルは必ず出る。夜の後に、必ず朝は来る。試練は、 神が定められた時から1分たりとも延びる事はない。悲しみの後に、 必ず喜びが来る。逆に、人間は成功が続く時こそが危ない。莫大な 遺産を受け継いで、人生を滅ぼしてしまった人は少なく無い。成功 の中で、自らを律っする事の出来る人はまれだ。 順境で、神を求めなくなる人も多い。神無しでも生きて行けると錯 覚してしまう。人がひたすら求めるのは平穏無事だ。しかし、それ によって神から離れるのなら何にもならない。神が送られる試みは、 必ず私達の素晴らしい益だ。試練の時は、何もかもが光を失い、真 っ暗闇に思える。が、主のよみがえりを覚えよう。 十字架で弟子達はつまづき、落胆絶望した。万事休す、何もかもが 終りだ。しかし、その時に世界が一変した。死から命へ、暗闇から 光へ、溢れる喜びに変った。必ず夜は明ける。今の苦しみは喜びに 変わる。明けない夜は無い。それだから、どんな時にも、すべての 事について感謝できる。 ---------------- 神の慰めを経験するのは、光が見えないかと思う暗いトンネルの中 だ。そこで御父の支えを感じる。絶望はない。共におられる主の最 善を信じ朝を待とう。