2016年04月21日(木)

「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな」箴言3:5





私たちは、日々起こる様々な事柄の中で、自分では「ああしよう」
「こうしよう」と自分の思い考えで必死に行動し、何とかしよう
とする。しかし、ああでもない、こうでもないと、どうにもなら
ず八方ふさがりだ。悶々状態になり、完全に行き詰まってしまう。
そんな時「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな」
に、はっと我に返る。

自分の悟りだけに頼っているではないか。培われた世の価値観は、
自分で懸命に考え、今までの経験を頼りに、知恵を絞り、良策を
考えるべき、それが当然で良い事だ。だから主を見上げていなけ
れば、無意識にすぐそこに行ってしまう。懸命に策を練る。しか
し御言葉はそうは言っていない。「心を尽くして」考える、策を
練るのでなく、「主に拠り頼め」と。

自分の考え、経験をフル回転させるのでなく、それらに「たよる
な」と。正反対のことを言っている。そして「あなたの道を主に
ゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」。その問題
を、「主が成し遂げる」と。自分が成し遂げるのではない。そし
てそのために「あなたの道を主にゆだねよ」。

まずは「ゆだねる」こと、そして「主に信頼せよ」、「主に」信
頼することが大切だ。私たちは、自分や「人」や「物、金銭」に
頼り、信頼を寄せてしまう。が、神以外のものに頼るなら、それ
は偶像であって、神がそこに働いて、みわざをされる事を妨げて
しまう。今、最も大切な事は、「心を尽くして主に拠り頼」む、
事だろうか。
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問題が深刻であればある程、間違った選択をしがちなのは経験ず
みだ。ああでもない、こうでもないでは主の導き分からなくなっ
てしまう。主に全権をお任せしよう。