2017年02月19日(日) 「ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりに、ヨルダン川に 七たび身を浸した・・するときよくなった」U列王5:14
「ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりに、ヨルダン川に 七たび身を浸した・・するときよくなった」U列王5:14
アラムの将軍ナアマンが、らい病にかかった。捕虜の若い娘が、預 言者エリシャなら、らい病を治せると、女主人に告げた。それを聞 いて、王の快い許しのもと、ナアマンは、馬と戦車を率いて、たい そうないで立ちで、エリシャを訪ねた。ところがエリシャは姿も見 せずに、使いの者を送り「ヨルダン川へ行って七たびあなたの身を 洗え」と。 この上ない礼節を尽くしているのに、何と無礼なと、そしてヨルダ ン川とは。もっときれいな川があると、ナアマンは怒りが爆発だ。 怒りで引き返そうとすると、しもべが進言する。難しい事ならした だろうに、簡単だからつまずいている。従ってみてはどうかと。ナ アマンは耳を傾け、我に返る。らい病が癒されたくて、ここにまで 来たのだ。このまま帰っても、待っているのは絶望ではないか。 そこでエリシャに言われた、その通りに従った。すると彼の身体は 元どおりになって、きよくなった。奇跡が起きた。私たちもしばし ばプライドが邪魔をする。素直に従えない。危険ならい病だ。簡単 な事なら自分を誇れない。難しい事なら、自分を大きく誇れる。 肉は、行ないによって自分を誇りたいし、賞賛を受けたい。しかし、 自分の方法でなく、自分の行ないでなく、ただ神の言葉に、神の方 法に従う時にみわざが成る。神の御心が、私たちを通して実現して 行く。思い通りでない時、主の示しのほうに従おう。 ・・・・・・・・・・・・ 自分の思いと神のみ思いがある。それらはしばしば正反対で衝突す る。その時に自分の思いを捨てて、神の御心を取るなら、神のみわ ざを見るが、なかなか難しい。自分の思いの方が良いと思えるから だ。従えるよう助けを求めて祈ろう。その祈りに答えて下さる。