2018年02月19日(月)

「からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身は明るいが、もし、目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう」マタイ6:23




青い色のメガネをかけるなら、景色が青色に見える。赤い色のメガ
ネなら、赤色に見える。同様に、メガネが自分の思い、偏見や思い
込みだとしたらどうだろう。思い込みのメガネで物事を見るなら、
その色にしか見えない。又、自分の偏見のメガネなら、偏見でしか
見えない。正しく、あるがまま、事実を事実として見ることが出来
ない。

では、ありのままの景色を見るためにはどうすればよいか。メガネ
をはずせばよい。景色の問題でなく、状況の問題でなく、自らの肉
の思い、肉の見方の問題だ。ある人が、対人関係で衝突が起きたが、
どうしても、相手が悪いとしか思えなかった。自分は被害者であっ
て、何も悪くない。自分は悪くないはずなのに、しかし、心に喜び
と平安が無い。

心は辛くて、重苦しく、暗く沈んだままだ。余りにも心が苦しいの
で、主の御前に出て、あれやこれやと心の内を、あるがまま打ち明
けながら祈っていた。その時、御霊は示された。自分は被害者だと
思い、相手に確かに非があり、自分は正しいと思っているので、全
く気づかなかったが、相手を憎み、敵対心を抱き、裁いている。

怒りに隠れた憎しみに気づかなかった。義憤だと勘違いしてしまう。
しかしそこに愛のかけらも無かった。相手は関係無く、自分は主の
御前に自分の罪として、悔い改めた。その時平安が戻り、心が安堵
で満たされた。自分と主との関係が問題であった。
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一番解らないのが自分自身のことだ。どうすればはっきり見える者
に成れるだろう。裁く思い、苦い憎しみを自分の問題として気づき
たい。自分を正しく見られることこそ幸いだ。悔い改められる。