2018年03月22日(木)

「悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい」エペソ6:11 


私たちの格闘は悪魔に対するものだが、まず悪魔に「機会を与える
な」とある。機会を与えるのは自分自身だ。悪魔は私たちの心に、
足場を得ようと常に狙っている。カインは怒りにより、悪魔に足場
を与えた。悔い改めて、罪を治めるべきであった。しかし、カイン
はそうせずに、アベルを殺害してしまった。

サウル王は妬みにより、悪魔に足場を与えた。妬みを悔い改め、主
に拠り頼み、捨てる事をせず、悪魔に機会を与え続けた。ダビデは、
高慢により人口調査の罪を犯した。勝利に次ぐ勝利に、高ぶった。
人口調査で自らの力を誇ろうとした。神でなく兵力に頼るよう誘惑
された結果だった。部下ヨアブが、神への反逆だと阻止しようとす
るが、ダビデは聞かない。

その結果、神の怒りを招き、民に災いをもたらす事になった。悪魔
は、忠実であったダビデにさえ巧妙に働いて、姦淫と殺人の罪を犯
させた。私たちは自分の心を見張り、守る必要がある。又、悪魔は
狡猾に「疑い」を引き起こす。「これでも神は愛なのか」「本当に
守ってくれるのか」「必要など与えられるのか」。足元が揺れ動き、
ぐらつく。

対人関係に「疑い」を起こし、疑心暗鬼にし、不信感を植え付ける。
サタンの誘惑だ。赦さない心は悪魔に足場を与える。赦し合おう。
今、悪魔の攻撃に会っていないか。足場を与えてしまっていないか。
心をしっかり見張ろう。サタンの策略に気づけるよう祈っていよう。
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思いがけない衝動で罪を犯してしまう、その背後にサタンがいる。
この思いは御聖霊によるのか、それともサタンからと自分で解決せず
主に委ねていこう。必ず気づかせてくださる。