2019年07月22日(月)

「人の道は主の目の前にあり、主はその道筋のすべてに心を配って おられる」箴言5:21


人は誰しも自分の道を思い巡らす。先の事を考え、予測し計画を立
て、段取りをする。雨の日のための備えは大切で、何の考えもなく、
行き当たりばったり、無計画が良いのではない。だが一応の予測を
し計画は立てるが、その通りにならないのが人生だ。突如の病気に
なり、事故に会う。倒産、リストラ等は計画の内に無い。何が起こ
るかわからず、思い通りには決してならない。

ある人の家族が人生途上で事故に会い、障がいを負ってしまった。
突然の事で驚き戸惑い、パニックだった。全く予想もしていない、
思いを越えた事であった。「しかし、その人の歩みを確かなものに
するのは主」との通り、祈りに祈り、祈り込む中で、心が導かれ整
えられて行った。祈りに答えられ、現実を受け入れる事ができるよ
うにされた。

そして主を仰ぎ、主を信じて歩み出した時に、素晴らしく益とされ
て行った。家族の絆が強められた。信頼し合え、その信頼は深めら
れた。愛し合う事を学ばせられた。心を決め、くびきをしっかりと
負ったので、沢山の事を学べて、主の愛と真実を日毎に体験した。
平安に導かれて、「幸せです」と言う事ができるようにされた。

何が起きようと、主は「ご自分では、しようとしていることを知っ
ておられる」。主に、行き当たりばったりは無い。ご計画があり、
意図があり目的がある。突然の事態に出くわした時、「その人の歩
みを確かなものにするのは主」、主が、その中で、確かな歩みへと
歩を進めて下さる。私たちの人生が「主の目の前に」あるとは何と
いう平安だろう。

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私たちの「道筋」の「すべて」に心を配っていて下さるとは、何と
感謝な事だろう。今の目の前のこの問題、あの悩み、思い煩いもす
べてご存じだ。主が心配していて下さるから、心配するなと。問題
を見ている目を、心を配って下さっている主に転じよう。