2020年09月21日(月)

「予見者ハナニがユダの王アサのもとに来て、彼に言った『あなた はアラムの王に拠り頼み、あなたの神、主に拠り頼みませんでし た』」U歴代16:7


アサ王は最初はよく主に従った。偶像を除き、主の祭壇を新しくし
た。アサ王の心は主と一つであった。しかし、アサとイスラエル王
バシャとの間に戦いがあり、バシャによりラマという所が奪われた。
包囲状態となり、その時に、アサ王はアラム王ベン・ハダデに同盟
を求めた。

アサ王は、前回、クシュ人が100万の軍勢と100万の戦車で攻めて来
た時には、主に拠り頼み、主により勝利を経験した。にもかかわら
ず、主に頼らずに、財宝を提供してアラムに頼った。アラム王ベ
ン・ハダデは町々を打ち、ラマを打ち取り、ユダ側に要塞を作った。
戦いは勝利し、大成功だった。

しかし預言者ハナニは「あなたは主に拠り頼まなかった・・今から
数々の戦いに巻き込まれる」と告げた。間違っている時に、主は人
を遣わし警告される。表面的に見れば、大成功に見えるが、主の御
心からは、大きくはずれていた。私達も外側、うまく行っているか
に見えるが、主の御心からそれている事がある。

アサは重い病気にかかった。その時にも彼は「主を求めないで医者
を求めた」とある。その結果、死んでしまった。的はずれの方向に
向かった。悔い改めないなら、どんどん的をはずれてしまう。私達
も、危機的状況に際して、主ではなく、人に頼っているだろうか。
又、肉の手段に頼っていないだろうか。

誰しも、目に見えるものに頼ってしまう弱さがある。今、あなたは
どうだろう。拠り頼むは主であり、主に向かい、主に祈ろう。

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目の前の危急の事態の時、どうだろう。まず何とかしなければと、
思いは巡り、自分で事に当たってしまう。そして失敗する。仮にう
まく行った方が危険だ。ますます高ぶってしまう。主に頼ることを
日々に祈っていよう。