2020年12月18日(金)

「何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です」Tヨハネ5:14



救われて、よくわからない最初の頃は、自分が中心で、自分のため
に主がおられて、様々な助けを与えて下さるのだと思っている。そ
れで自分軸で、主よあっちへ行って下さい、こっちへ来て下さい、
主よ、あれをああして、これをこうして下さい〜式の祈りをする。
しかし初心の頃は、不思議だが自己中心の祈りにも答えて下さるこ
とを経験する。主の特別な計らいかも知れない。

それは他人の事までは祈れないが、自分の事なら祈れるので、まず、
主に向くということを、身につけさせて下さるためかも知れない。
最初は、御利益宗教のようだが、でも主のあわれみによって、叶え
て下さる。とにかく主に向くということを教えて下さる。そして時
を経つつ、段々と、私たちを砕き、練り、成長させて下さるが、祈
りにおいても、少しづつ訓練し、成長させて下さる。

祈りも練習だ。自分のためにだけ祈っていたのが、兄弟姉妹のため
に祈るように変えられ、執り成しの祈りへと導かれて行く。そして
時間もかけながら、御心にかなう祈りが、聞かれるという事実を学
ばされて行く。自分でも気づかずに自分中心の祈りをしている時が
ある。

しかし聞かれていないと感じたり、平安失せたり、周囲とギクシャ
クしたり、秩序が混乱したり、祈りが違う事を教えられ、御心にか
なった祈りへと、軌道修正されて行く。そしてその祈りは叶えられ
る。祈りの中で、祈りが変えられて行く。そのため、とにかく何よ
り祈りの実践が大切だ。
----------
自分の最善が主の御心と一致していればと思うが、主は最善だけを
してくださる。これは御心の祈りかどうか、御心が成りますように
と主に委ねながら祈りを重ねていこう。