2022年04月21日(木)

「私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて、私たち の前に置かれている競争を忍耐をもって走り続けようではありませ んか」ヘブル12:1



例えばマラソン競技で、重い荷物を背負って走るならどうだろう。
ヘトヘトになって走れない。又、短距離走で、何かが足にからまり
ついていたらどうだろう。走れない。競走をする時には、不必要な
物はいっさい何も身につけない。私たちもどうだろう。信仰の行程
を走るのに、ずっしり重い荷を背負っているだろうか。

あれや、これやの思い煩いが絶えず心に上っては、心が暗く憂うつ
になってしまう。「あなたの思い煩いをいっさい神にゆだねよ」と
あるように、あなたのその不安、煩いをいっさい委ねる事が必要
だ。
委ねられないのは、自我が握り締めているから。自分が握っていな
いと、自分が放すと何もかもだめになり、崩壊するように思ってし
まう。

そのため絶対に放せない。ますます固く握り締める。それを委ねら
れるよう祈ろう。人に出来ない事が、主には出来る。又、まとわり
つく罪があるだろうか。解決していない恨み、妬み、赦せない思
い、
忙しいと忘れているが、心によぎると平安が失せ、暗くなる。その
問題を主のもとに携え、光のもとに出そう。主が取り扱い、解決へ
と導かれる。まとわりつく罪は捨てよう。

だが弱さは罪ではない。弱さを御前で認め、受け入れる事が大事
だ。
その時、弱さの中でこそ、主の力を経験して行く。弱さは受け入れ
られるよう祈ろう。前進して行ける。からみついて、走らせないも
のは何だろう。まず気づかせられるよう祈って行こう。
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御霊の導きに従おうとしても心配事があれば思いはそこから動けな
い。重荷に気づいたら感謝だ。自分の内の御霊の導きを大切にし、
従えるよう荷を主に渡そう。