2022年05月22日(日) 「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」伝道3:11
「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」伝道3:11
サウルがイスラエルの王とされるために、まるでパズルが埋まるよ うに、的確なタイミングで、一つ一つの事柄がなされている。まず サウルの父親のロバがいなくなった。それで父親が、サウルに若い 者を連れてロバを捜しに行くよう言いつける。サウルは若者と出か け、山地を巡りに巡って捜す。しかし、どうしても見つからない。 それで、ツフまで来た時に、サウルは父親が心配するから、もう帰 ろうと言った。だが若い者が、丁度この町に神の人がいて、彼の言 う事は必ず実現するから、道を尋ねに行こうと言う。そこでサウル も同意し、町へ行くと、丁度その日、そこにその神の人であるサム エルが来ていた。 そしてサムエルは前日に、主から「明日一人の人を遣わすから、油 を注いで、イスラエルの君主とせよ」と告げられていたのだ。父親 のロバがいなくなった事、捜しに捜して、ツフの地まで来た事、若 者が神の人がいる事に気づいた事、丁度その時そこにサムエルが来 ていた事。このどれ一つが欠けても成就しない。 「丁度」、時ピッタリに、一つ一つが不思議な導きだ。私たちの人 生も同様だ。偶然は一つも無い。主の主権と支配の中で、愛の御手 で織りなされ、導かれている。振り返ると、あの時の〜この時の〜、 あれとあれが、これとこれが丁度時ピッタリに繋がって・・と必ず経 験している。 今、あなたが、今の場所にいること、今、目の前の人々、出来事・・ すべてが、主のご計画と配剤だ。又、今わからなくても、後にパズ ルが埋められ、わかるようにされる。驚くべき主の栄光を拝する。 ・・・・・・・・・・・・・・ 「わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいる」 との主により、身に起きる一つ一つが主からの配剤で、無駄は一つ もなく、主権のもとの織りなされている事を覚える時、心は守られ る。いつも視点を主に置けるよう祈っていよう。