2022年12月22日(木)
「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、 ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、 歩き回っています」Ⅰペテロ5:8
信仰生活で、悪魔の執拗な誘惑攻撃に会う事があるだろう。しつこ いその誘惑を何とかしようとすればするほど、更にがんじがらめに なり、はまって行く。自分の思いを無くそうとすればするほど、思 いがもっと強くなる。それは誘惑と戦って行くと、逆にその誘惑に 思いを集中する事になるからだ。 例えば、嫌な愛せない相手がいたらどうだろう。嫌な思いはますま す強固になり、モンスターとなり、支配されてしまう。思い煩いは どうだろう。煩いを払おうとするが、更にはまって行き、どうにも ならなくなる。思いが囚われてしまう。そしてどんどん消耗し力尽 きてしまう。 「思ってはいけない、してはいけない」と必死になりがちだが、そ の場から立ち、思いの向きを変えてしまうとよい。さっさと家事を 始めてしまう、用事をする、外出するとか、立って行動する事は有 効だ。それが立ち向かう事になる。悪魔はもう無駄だと思うと離れ る。 又、敢えて誘惑の場に近づく事は、誘惑に自分から乗って行くよう なものだ。「避ける」行動が必要だ。テレビや本が誘惑になるな ら、消して、閉じる。酒店や特定の店が誘惑になるなら、店に入ら ない、近づかない。誘惑になるものから離れる。自分は大丈夫と思 う事が大きな攻撃で、失敗してしまう。 何よりも、積極的に御言葉や賛美や祈りで心を満たす事だ。空洞の 心には必ず悪魔が来る。悪魔は「思い」に攻撃をし向けている。 又、問題には根本的解決を、主に祈って行こう。取り扱い、解決に 導いて下さる。 ------------ 思い煩っていればどこか安心で、憎しみは蜜の味がする。少しずつ 心の領域を悪魔に明け渡している事に気づきたい。いつも自分の弱 さを覚えて、誘惑から逃げよう。主に助けを求めたい。