2023年06月21日(水)

「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい・・」 マタイ6:33



私たちは日々、何を求めて生きているだろう。つまり何を喜びとし
ているだろう。仕事、家族、趣味、名誉、地位、人からの賞賛、又
は、自己実現を求めているだろうか。愛する人、富、楽しい生活・
・人によって様々だ。多くのことは、それ自体は決して悪いもので
はない。むしろ良いものだ。しかし優先順位はどうだろう。

主を求めるよりも、それ以外のものが第一になっていて、主が二の
次、後回しになっているだろうか。すると様々な障害が起きて来
る。主の秩序があるからだ。まず主ご自身を第一とし、喜びとして
行く時に、仕事も、趣味も対人関係も、生活の楽しみも、正しい位
置に置かれて行く。

主を第一にするなら、それに加えて生活の必要物はすべて与えられ
る。そして主を自らの喜びとして行く時に、心の願いを叶えて下さ
るとある。主を第一にし、自分の栄光でなく、主の栄光を求めて行
く時、動機が修正され、変えられて行く。ある宣教師が、一生懸命
に宣教し、人が来れば喜び、来なければ、ひどく落胆した。

成果があれば喜び、無ければ失望する。宣教は困難であり、失望の
方が大きくなる。だがそれなら成果に一喜一憂し、アップダウン
し、成果を喜びとしていて、主ご自身を喜びとしているのでは無い
事に気づかされた。主でなく、主が下さるものを喜びとしている。
それなら、願いが叶わない時、必ず失望し不満になる。

成果でなく、主が与えて下さるものでなく、主を第一とし、主ご自
身を喜びとして行く時、成果がどうであれ、喜びがある。主以外の
ものを拠り所としていないだろうか。
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祈って向かいながらも成果が良ければ、結果そのものに目が奪われ
主の御心を悟ることができない者だ。平安を失うときには気づきた
い。主を愛し主による生活をする者になろう。