2023年12月21日(木)

「平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。 あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。」 詩篇 4:8




ある人が、対人関係で行き違いがあり、相手と何となくギクシャク
した関係になっていた。日常生活の中で、忙しい時は忘れているの
だが、ふっと思いが来ては暗くなり、心に影を落とす。そこに思い
が行くと、心が重く平安が失せた。その部分で平安が無いという事
は、自分の側にも、主の御心ではない、何か非があったはずだ。

祈りに持って行き、あれやこれや祈りつつ考えていた。くせのある
相手だと思い、相手が悪いとしか思えなかった。が、気づきが与え
られ、自分にも、配慮の足りない、悪い態度があった事に思いが至
った。そんな時、聖書を読む中で、「おまえの全きいこいに戻れ」
との御言葉が心に迫って来た。主が語って下さっていた。いこいに
戻りたい、平安になりたいと切に思った。

その夜、そんな思いを主に告げ、祈ることができて、主とよく交わ
れた。祈る中で、相手に謝りたいと思えた。その事も祈って寝た。
そして翌朝、出社した時に、何と一番最初にその相手に出会ったの
だ。そんな事、今まで一度も無かったのに。祈りの答えだとわかっ
た。主が働いて下さっていると。それでためらわず、相手に、率直
に配慮の無かった態度を詫びた。

祈りがあったからそうできた。すると驚いた事に、相手も、いえい
え配慮が足りなかったのは、こちらだと、悪かったと謝ってくれ
た。心がすっきりし、晴れやかになり、主の下さる平安の素晴らし
さを今一度経験させられた。
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平安がなくなると祈りへと導かれ、祈りの中で折々に御霊の導きが
臨む。何と愛されている事だろう。信仰生活、主の平安に留まれる
ようにといつも主が守っていてくださる。