2024年02月20日(火)

「ですからあなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは 大きな報いをもたらすものなのです。」ヘブル10:35



信仰生活の中で、特に難しい事の一つが「待つ」事だと言われる。
約束の成就をなかなか待てない。待つことは、非常に厳しい訓練
だ。私たちは誰しも、すぐに目に見える結果が欲しい。すぐに祈り
の答えを得たい。忍耐が持てず、なかなか待てない。アブラハムは
「あなた自身から生まれ出て来る者が、あなたの跡を継がなければ
ならない」、天の星を数えられるなら、数えてみよ。

「あなたの子孫はこのようになる」と、子どもを与えると言われ
た。しかし、待てども待てども、なかなか子どもは与えられなかっ
た。アブラハムは待てずに、サラの申し出を受け入れ、女奴隷ハガ
ルにより、イシマエルを得た。主は子どもを与えると約束された
が、アブラハムは、待てずに、自分の思いと自分の方法で動いた。

アブラハムは86歳で、まだその力があった。その後、時を経て、ア
ブラハムは100歳になり、自分のからだが死んだも同然になった時
に、主の奇跡によりイサクが与えられた。約束は必ず成就する。し
かし、それは自分の思う「時」ではなく、主が思われる「時」だ。
自分の思い通りではない。祈りが答えられる「時」を、人が決める
ことはできない。今すぐにして上げようとは、言っておられない。

「神のみこころを行なって、約束のものを手に入れるために必要な
のは忍耐です」そして、「あなたがたの確信を投げ捨ててはなりま
せん」と。確信を投げて、捨ててしまうなと。大切な確信だ。それ
は遅くなることはない。そして大きな報いをもたらすと。今、待ち
望むよう導かれているなら、忍耐しよう。忍耐により、大きな祝福
にあずかろう。
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主の御約束があっても待っている間には動揺もし、もう駄目だ無理
だと不信仰がやってくる。その弱さを主はご存じだ。最初の確信に
立ち返り留まろう。諦めずに祈り続けよう。