2024年08月22日(木)

「ヒゼキヤ王は、これを聞いて、自分の衣を裂き、荒布を身にまと って、主の宮に入った」イザヤ37:1


ヒゼキヤ王の時代に、アッシリヤ王セナケリブが、ユダを攻め取っ
た。セナケリブは、ラブシャケを送り、ヒゼキヤと人々を脅して来
た。大軍を伴い、挑んで来る。ラブシャケはユダの人々に、ヒゼキ
ヤは、主が救うというが、そんな言葉にだまされるな、救えないと
信仰を動揺させて来る。

これを聞いたヒゼキヤ王は、どうしたのか。衣を裂き、荒布をまと
って主の宮へ行き、祈りを献げた。そしてイザヤにも祈りを要請し
た。イザヤは祈り、アッシリヤ王について、主の答えを告げた。
「彼はもと来た道から引き返し、この町には入らない。わたしはこ
の町を守ってこれを救おう」と。

私たちにも、悪魔が攻撃をしかけて来る。信仰の迫害や経済的苦境
や様々な問題。圧倒的な勢力を持つこの世を前に、自分の無力を見
せつけられる。祈っても無駄だ、神を信じて何になる、しょせん無
力だと、心を萎えさせる。神を信じて立たないように、この世に妥
協して生きるようにと、誘惑して来る。そうすれば、楽に生きら
れ、世の成功を得られるからと。悪魔の巧妙なささやきだ。

このような時には「祈り」が強力な対抗手段だ。ヒゼキヤもイザヤ
も祈った。すると主は答え、奇跡をされ、主の使いを遣わし、アッ
シリヤは皆、倒れた。その結果、アッシリヤ王は去った。耳元に来
る悪魔の誘惑に気づけるように。今、信仰からそれさせようとす
る、悪魔の誘惑が来ているだろうか。「祈り」によって立ち向かお
う。主が働いて下さる。
--------------
問題が起こるたびに、祈るより行動せよと悪魔の誘惑が来る。あち
こち頼れる策をと声が来る。主に祈り、全てを委ね、助けを求めよ
う。悪魔の誘惑を流し、まずは祈ろう。