2025年10月22日(水)

「イエスは言われた『・・九人はどこにいるのか。神をあがめるため に戻って来た者は、この外国人のほかにはだれもいないのか』」 ルカ17:17　

10人のらい病人が大声で、主に「あわれんで下さい」と叫び願った。
すると主は「行きなさい。そして自分を祭司に見せなさい」と言わ
れた。その時、10人はまだらい病のままだ。治ったわけではない。
らい病のまま行って、祭司に見せるようにと。彼らは、主の言葉の
通りに、まだ身体は病のままだが、エルサレムに向かって歩き出し
た。すると、何と「行く途中でいやされた」。

現状は何の変化もないまま、主を信じて従うと、中途で癒され、奇
跡が起きた。ここで学べる。まず御言葉を聞く。見える所はそのま
まだが、御言葉だけを頼りに従うと、主が奇跡をされる。逆に御言
葉に従わず、治った事実を見てから、祭司のもとへ行こうとすれば、
どうだろう。みわざは現われない。「信仰とは、望んでいる事がら
を保証し、目に見えないものを確認させるもの」の通りに。

そして治った10人の内の1人のサマリヤ人は、祭司の所へ行く前に、
まず主のもとに戻り、溢れ出る感謝を献げた。他の9人は治った事
に大歓喜で、家族のもとへ帰り、主から離れてしまった。そのサマ
リヤ人は「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰があなたを直
した」と、主から、身体だけでなく、魂の救いを受け取った。
主への感謝は大きな力だ。今、感謝があれば、すぐにお献げしよう。
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自分が癒される事に目が向くが、癒してくださろうと主が働かれて
いる。問題解決に注がれる主のご愛と配慮に感謝しよう。いつも共
にいてくださる主を喜びたい。