2003年11月21日(金)

「耐えず祈りなさい」(Tテサロニケ5:17)


 ある人が不眠症で悩んでいた。ウトウトと
しては夜中の二時三時に、目が覚め頭は冴え、
眠れなくなってしまうのだった。そんな時、
眠ろうとして焦ったり、様々な余計な考えが
頭に浮かんだ。目の前にある心配事、又、全
く起こり得ない事まで思い煩い、不安になり、
心が乱れるのであった。
そんな時「ああ、私は床の上であなたを思い
出し夜ふけて私はあなたを思います」の御言
葉を示され、この何の妨げも無い静かな時間
を祈りの時にすればよいと気づかされた。
昼間は仕事に終われ祈りの時間が持てないで
いた。不眠の時を神と交わる時間とした。
悩みは去り神との幸いな静思の時とされ、心
の思い煩いを神に語り、委ねる時となってし
まった。