2004年02月20日(金)

「全地はあなたの前にあるではないか。私から別れてくれないか。もしあなたが左に行けば、私は右に行こう。もしあなたが右に行こう。もしあなたが右に行けば、私は右に行こう」(創世記13:9)


 アブラハムとロトの牧者に争いが生じてきた。土地が狭かった。
それで、アブラハムは、まずロトに選ばせた。ロトが選んだ残りの方を
自分は取ろうと。アブラハムはなぜそのように寛大になれたのか。それ
は神を信頼していたからだ。自分で、自らの得になるように行動するの
ではなく、何もかもを神に任せて、神の支配を信じたのだ。ロトは見た
目に最良の土地を選んだに関わらず、神はアブラハムに、あなたが見渡
しているこの地全部を永久にあなたに与える、と言われた。
神を信頼して、自分のすべてを委ねて生きる人は、自分の利益に固執し
ない。ただ神を信頼するばかりだ。神が与えて下さるもので満足してい
る。何という平安。自分で自分を守っているか。