2007年02月17日(土)

「もし肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬのです。しかし、もし御霊によって、からだの行ないを殺すなら、あなたがたは生きるのです」ローマ8:13

ある人に高齢の親がいて、家事に困難
が生じたためにヘルパーを雇った。す
ると、そのヘルパーが来るまでに、家
を掃除し綺麗にするので、余計におお
事になってしまった。こんな汚れた所
に人を上げられないと言うのだ。私達
も来客の時には、見えない所にすべて
押し込んで、外側綺麗にするだろうか。
見た目綺麗だが、見えない所はぐちゃ
ぐちゃだ。私達は聖霊様をこのように
迎えていないか。応接間にだけ通し、
プライベートな部屋には入られたくな
い。都合の悪い部屋には鍵をかける。
綺麗な所だけを見せて、自分の醜い所、
弱い所、汚れた所はいっさい見せたく
ない。聖霊様にも隠すのだ。これが肉
に従って生きることだ。御霊によって
殺すとは、御霊の光に自らのありのま
まをさらけ出す事だ。醜い、弱い、汚
いそのところに御霊に来ていただくの
だ。「明るみに引き出されるものは、
みな、光によって明らかにされます」
「明らかにされたものはみな、光だか
らです」隠されているものは暗闇だ、
しかし、明るみに出されたものは光だ。
プライドが邪魔をするだろうか。しか
し、心の闇がどんなに深くても、光が
射し込めば、そこはもう闇ではない。
光となっている。
・・・・・・・・
光は、ありのままの自分の姿を正直
に認めること。更に醜さ、汚れが照
らされ赦されきよめられる。闇は、
隠してごまかし、認めたくないので、
心を閉じる事だ。更に闇は濃くなる。