2007年03月20日(火)

「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です」詩篇119:105




御言葉が人生の歩みを、方向を
示してくれる指針であり、進む
べき道を教えてくれるのは、誰
しも経験してきたところだ。
しかし、人間はどうしても不完
全なので、間違いもある。自ら
の強い期待、強い願望がある場
合、自分の願望を御言葉に読み
込んでしまう。そして、神に語
られたと勘違いする。ある異端
でもよく耳にすると思うが、前
後関係の意味合いを無視して、
1節の御言葉だけをポンと取っ
て来くるのは危険だ。御言葉に
は、前後関係の中での意味と解
釈があるからだ。それをあちこ
ちから1節だけを取って来て、
つなぎ合わせると、自分の都合
の良いみこころが作られてしま
う。幾らでも自分の願望に合っ
たみこころが出来上がってしま
う。それは私的解釈だ。初心者
の頃には、誰しも経験あるだろ
う。実際に環境がそうはならな
いので、自分の間違いであった
と学んで行く。よく祈り、前後
関係の文脈をとらえ、聖書の1
節は聖書全体から見て行くこと
が大切だ。一番大切なことは、
御言葉は進路標識でなく、主ご
自身の霊であり、いのちであり、
そこに心があるという事だ。へ
りくだって、みことばを愛して、
向き合う時、御霊により正しく
導かれる。
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デボーションもできたら一章単
位で読んで行きたい。全体の脈
絡、背景なども考えながら意味
をよく考え悟っていきたい。み
ことばを悟るとは、素直な心で
みことばを聞き、みことばを信
頼し、保つことだと学んだ。