2007年05月22日(火)

「人がもし、不当な苦しみを受けながらも、神の前における良心のゆえに、悲しみをこらえるなら、それは喜ばれることです」Tペテロ2:19



ヨセフの物語がある。これでもか、
これでもかと不当な苦難が襲い、
思い通りにならない環境の連続だ
った。兄達の妬みを買い、エジプ
トへ奴隷に売られた。突然の苦難
が臨んだ。しかし、王室でヨセフ
はよく仕えたが、更に次なる苦難
が臨み、全くの無実の罪で牢獄へ。
しかし、そこでもヨセフは忍耐に
忍耐を重ね、牢獄でよく仕えた。
濡れ衣、理不尽、不当な苦しみ、
しかし、ヨセフはこれらすべての
背後に神を見、神を信じ、神の計
画を見ていた。ついに最終的には、
王に次ぐ総理大臣となり、ヨセフ
の采配により国民は飢饉の際も飢
えを免れたのだ。そのヨセフのお
陰で、ヤコブの家族も飢饉のさ中
で命拾いをした。神がヨセフを予
め遣わされて、すべての手はずを
整えられたのだ。ヨセフは人の悪
意にさえも、神は働き、それを良
きに変えて下さることを知った。
与えられた苦しい理不尽な状況の
中で、権威に服し、従う事の模範
だ。理不尽な相手に仕えているか。
その中で、神はあなたを圧迫し、
鍛錬し、きよめ、品格を造り上げ
られる。今、あなたが不当な苦し
みの中にいたら、ヨセフの神を覚
えよう。そして、主の十字架がい
かに不当で、理不尽であったかを、
十字架をしっかり両眼を開いて見
続けよう。十字架の下には泉があ
り、愚痴も不満も無くなる。
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主がいかに罪人達の反抗を忍ばれ
たか考えるようにと御言葉は言っ
ている。それは、私達の心が元気
を失い、疲れ果ててしまわないた
めだと。ヨセフの神、主の十字架
を思い今ひとたびの忍耐を祈って
みよう。