2008年03月22日(土)

「神は高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる」ヤコブ4:6

ナアマンは奇跡により、らい病がいや
された。どんなに喜びに満ち満ちた事
だろう。なぜナアマンはその祝福を受
けられたのか。まずは、妻に仕えてい
た若い娘の「サマリヤにいる預言者が、
ご主人様のらい病を直してくれる」と
の言葉に、耳を傾けた事だ。聞く耳を
持っていた。これは大切だ。へりくだ
っていなければ、人に耳を傾ける事な
どできない。ましてや、下の位にいる
者に。彼に聞く耳があったことから、
事は始まった。そして、エリシャに癒
しを願うが、エリシャが出て来る事も
せず、使いの者にヨルダン川で身を洗
うよう言われ、プライドがひどく傷つ
き、腹を立てた。怒って帰ろうとした
時、またもや、そこでしもべの提言が
あり、ナアマンは耳を傾けた。しもべ
の言う事を聞き入れ、エリシャの言葉
に従った。すると、奇跡が起きて、そ
の言葉通り、きれいな身体に戻り、き
よめられた。ここで、へりくだって、
耳を傾ける事の祝福を学ぶ事ができる。
彼は将軍という地位にいた上、王から
も重んじられていた。地位と立場ゆえ、
なかなか人の忠告は聞けないものだ。
特に部下や、年下の人々の言う事は、
プライドゆえ素直に聞けない。しかし
「へりくだって、互いに人を自分より
もすぐれた者と思いなさい」、痛い忠
言に耳を傾ける事は、へりくだりだ。
へりくだる者は、大きな恵みを受ける。
祝福への道だ。
・・・・・・・・・
高ぶっているなら、そこでストップだ。
水は低い方へしか流れないので、恵み
が来る事がない。へりくだっているな
ら、どんな人からも教えられる。年下
からも学び、大きな恵みを溢れるばか
りに受ける。