[信仰体験談バックナンバー]

自己中心を示されて



クリスチャンになって、私の信仰生活は、夫をさばくことから始まりました。
聖書に照らし合わせて、その基準に達していない夫を、非難し、さばきまくりました
「どうして、神様がわからないのか」と、言わんばかりでした

私のその夫を批判し、見下す態度が、夫の心を、神様に対して、ますます閉じさせ、頑なにしていたことも気づかずに・・
夫に、私の方から喧嘩を吹っかけ、争いをひき起こす、わがまま放題の妻でした。


そんな私に、神様は、聖書の学びや御言葉を通して、「主に従うように、夫に従うこと」を教えて下さいました。
それは、私にとって、一番難しいことでした。一番できないことでした。

祈る中で、神様はいろいろな事を、私に気づかせて下さいました。
教会に行くのが、嬉しくて、嬉しくて、ずっと 通っていたのは、実は、神様のためではなく、自分の喜びと自分の満足のためであったこと。


好き勝手に、日曜に教会へ行き、どんなにか主人に寂しい思いをさせていたこと。
「日曜日は、一緒に過ごしたい。」 と、主人に言われて、ハッとしました。
主人の気持ちなど、全く考えていなかった、 自己中心に気づかされました。

神様は、私の心を砕いて下さいました。少しづつ私を変えて下さり、主人に対して、わがままな、 醜い感情をぶつけなくなりました。

それに代わって、神様が私の怒りや、愚痴や、不満をすべて引き受けて下さいました。 私は人間である主人ではなく、神様に いろいろな満たされない思いも、どんどんぶつけて行きました。神様は、いつも、どんな時も、ありのままの、そのままの ひどい醜い私を受け入れて、愛して下さっていることがわかりました。
いつでも、何でも、すべての思い煩い、悩み、又、喜びを、神様に打ち明け、祈りました


神様は、私の一番の親友です。 そんな、神様の無条件の愛、無条件で私を受け入れ続けて下さる愛に触れ、夫を愛したいと思うように変えられて行きました。

以前から見れば、大きく変えられました。夫に穏やかに接することが出来るようになりました。
夫が救われることを願い、祈っています。いつの日か、必ず、夫を救って下さることを信じています。


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