仕事の才能に溢れた婦人。ある朝、突然、仕事のアイデアが浮かんだ。それが、スタッフの自宅に電話したのが、9時だった。向こうは、時間が無くて、イライラしている様子が 電話からも伝わってきた。
職場に、スタッフが集って、そのアイデアに取りかかった。時間が無い。
皆が焦って、皆がイライラしていた。ムッとして、トゲトゲしく、一発触発のようなピリピリした 雰囲気が充満していた。
遠方から来ていたその男性はイライラして言った。「今朝だって、130キロで飛ばして来なくては ならなかった」。そして、ブツブツつぶやいた。婦人は、ムカッー!!ときた。怒りがこみ上げる。「ちょっと、何? それが、私のせいなわけ? 朝の時間など、あんた自身の問題でしょうがあ!!」
と、内心ムカムカ憤りがくるが、「ああ、イエス様〜イエス様、助けて!」と、イエス様を見上げるすると、なぜか自然に口から言葉が出てきた。
「ごめんなさい。私が悪いんですよね。私がもっと早く電話していたら、こんな事にならなかったのに。
でも、アイデアが浮かんだのが、9時だったものだから。本当にごめんなさいね。」
すると、その男性が言った。「いやいや、悪いのはこっちだ。君が素晴らしいアイデアを出してくれて、 本当はこっちが、考えてないといけない事だったんだ。 君は全然悪くない。むしろ感謝しないといけないんだ。」そして、その場の雰囲気が一変してしまった。 暖か〜い思いやりと、かばい合いと潤い、優しさに満ちてしまった・・・
イエス様だ、イエス様が職場におられたあ!!もうねえ〜すごかったですよ。感謝です。
O婦人
「私ね、学生の頃、神経症だったんです。もう細かな、どうでもいい事が、 気になって、どうにもならないんです。
物の置き方とか、ちょっと曲がっていてもね。親は離婚したのですが、 親がもうゴタゴタしていてそれを自分が全部しょい込んで、心が傷んで、歪んでいたんだなあと、 今ではわかります。母親の父親に対するストレスがそのまま、私の中に反映してたんです。
母には、このままの私を決して受け入れてもらえなくて、 いつも、もっと、もっと頑張りなさいと、もうしんどくて、苦しくて、 親の離婚やそんな事で、私、鬱病を通ったんです。どれだけ、頑張っても、母には次の基準があるから、永遠に達しないんですよね。
だから、私はいつも、いつも自分が否定されるわけだったんですよね。今のあなたはだめだと。
苦しくて、悲しくて、やり場がなくて、心が歪んでしまった。神様である、天のお父様を知った時、ああ、私の本当の親は天のお父様だったんだって。
その時、完全に解放されて、親がどんなに不完全で弱くても、受け入れる事が出来たんです。
親が立派であろうとなかろうと、全く関係なくなってしまったんです。
冷静に親を見れるようになって、あの頃の自分も客観的に見れて、もう一人の自分だったなあと、 切り離せて見えたんですよ。その時、癒されたと、確信がきました。 天の私の本当のお父さんを知った時だったです。
同じような方々が、周囲におられるんですよ。親との関係がうまく行かずに、 病んでおられる方って、多いですね。
渦中にいる方もおられて、 私、気持ちがものすごくわかるんですよ。
私、その時、以前はただ苦しいだけで、わけがわからなかったけれど、 その傷が宝だと今わかって・・。
それがあって良かったって、本当に今は、 心から思えるんです。心からすべてを益にして下さる神様に感謝してるんです。