本当の自分を認める


M姉から電話。
「Mちゃんの方は、霊的にどう?元気?」「それが、御言葉が入って来ないんです。何でなんでしょう。」
「え?祈ってるん?」「ああん、それです。自分の側の問題です。そう、最近、デボーションが出来ていないです。」
「なんかねえ、私、救われる前、よく遊んでたんですよ。最近、その誘惑と攻撃がものすごく来るんです。遊びに行ってね、 帰ると、虚しくて、虚しくて、もう私にとって、みこころじゃないとわかる。『神様、ごめんなさい』って、祈るんだけど・・」
「あ、祈りながら、又、するだろうなって。」「そう!そうなんです。いや、絶対に、するのがわかるんです。」

「Mちゃんは、罪から離れられないんじゃなくて、離れたくないんだ。それをしたいんだ。したい、って、しっかり思ってるんよね。」
「そうです、私は思ってる。離れようとは、全然思っていない。私はしたいんです。」
「ああ、そりゃあ祈れないよ。デボーションできなくなるよね。『神様、口先だけの悔い改めです。私の意志は、したいと思っています。』 と、祈ればいいよ。『でも、神様、助けて欲しい』って。助けて欲しくないんなら、それも思えないって、祈ればいい。」

声が明るくなって、「あ!そうか、そうなんだ。わかった!祈れそうな気がする。祈ります。電話して良かった。 私、祈ります。何かわからないけど、電話したくなって、良かった。」


最近も、教えられています。自分の罪をはっきりと、認めるだけなんだ、って。
後は、聖霊様がして下さる。でも、必ず、ごまかさないで、欺かないで、自分自身の本当の姿を、どんなに醜くても、 汚くても、目をそらせたくても、はっきりと認めなければならないんだ、と。

一人の姉妹が、苦しい状況の中にいて、小さい頃からの生い立ちも話してくれます。
考えられないほど、大変な悲惨な、家庭環境の中で、育っていて、今まで形造られて来ていることを知ります。
両親が喧嘩をしていない時が無かった。父は母をずっと殴っていた。自分も殴られ続けた。
だから、夫婦は喧嘩をして当り前だと思っていた。喧嘩をするものだと信じ込んでいた。それしか知らないから、 自分も同じ事をし続けた。家庭が築けなかった。
教会です。本当に教会へ来て、救われたんです。 育児学び会で、教えてもらう一つ一つがものすごく心に入って、生活の中で、思い出させられるんです。

こりゃあ、教えや導きではだめだと感じ、とにかく、丸ごと受け入れるしかないと、何か神様の導きを感じ、聞く事に徹していました。 二人で、何時間も交わり、彼女はもう何でも自由に喋っていました。
そんな中で、ある時突然、はっきりと、私に、自らの本音を宣言しました。
え!と、びっくりするほど、はっきりと、自分の本当の姿を言葉に出して言いました。 確かに、そこに聖霊様を感じました。

その次に会った時に、目に涙を浮かべて、今まで相手を責めていたけれど、悪いのは自分だと、聖霊様に示されました、と。
初めて、彼女の口から聞いた言葉でした。
これからも、アップダウン、紆余曲折があるでしょうが、神様が確かに導いて下さると、みわざに感謝でした。