V アメリカのK姉から国際電話。
「この間ね、教会の婦人会で、証しを頼まれた。岩国で多恵子先生に証しを頼まれたでしょ。あれ以来、初めて。どうしようかと思ったんだけど、今までの事を、全部正直にありのまま話した。

この教会へ来て、フレンドリーじゃなかった事。組織が出来上がってしまっていて、自分達が全く必要ともされず、誰とも交われずに、寂しくて、孤独で、落ち込んで、何度も主人に、もっと小さなアトホームな教会へ移ろうと頼んだ事。
でも、やっぱり神様のみこころで与えられた教会だからとどまろうと、決心した事。そして、本当に神様は祝福して下さって、私達に必要な教会だったと、今わかる事、心から感謝している事、そんな事を話した。

転勤が1年前からわかっていたので、1年間、一番ふさわしい、みこころの教会をと祈り 求めて与えられた教会であった。
教会を決めた時、平安があった。1年間の祈りがあったから、自分達の全く思いと異なっても、とどまる事が出来た。

婦人達が、聞いていて、涙が出たって。後で、皆が口々に本当に恵まれた、良かったと言ってくれた。そして、それが、皆、心から言ってくれているのが、わかった。
ものすごく、フレンドリーっていうんじゃないけど、信仰的には、もう本当に素晴らしい教会で、主人にも私にも、神様が必要だから備えて下さっていた事が、今よくわかる。


T 友人の姉妹「まあ、みちるちゃん、良かったねえ。貯金箱、全部献金できて。真理ちゃんの言葉が効いたかな。」「うん、本当に感謝だった。」
実は、友人宅の息子君が、貯金通帳を全部おろして、1円残らず、新会堂のために献げたと聞いて、余りに恵まれて、子供達に話した。
その恵みが、恵みを呼んで、こちらにも、伝染したわけ。トナカイの貯金箱に、ジャラ銭が \4000あって、財布にあった\1000とで、計\5000 有り金を献げた。
直感的に、神様は、これからの彼女の信仰生活のために、絶対に何かをして下さるはずだと感じた。そのために、ずっと祈っていた。
その後、何かを買うとの話題の時、みちるが「あ、買えんのんじゃ。うち、貧乏になったけえ。」と屈託なく笑っていた。あ、そうか、と思いながら、でも、神様、絶対に何かされると、信じれた。

そして、ちょうどピッタリ、1ケ月目、それが突然、思い出した。
みちるの中学入学「お祝い」と、無名で指定献金して下さっていたのを。帰省や、イースターで、バタバタしていて、あずかったのを、すっかり忘れてしまっていた・・。
それが、何と1万円。主は、2倍にして報いて下さった。神様、みちるのために有難う。本当に、神様のご真実は素晴らしい。教会内のいろいろな兄姉方が、きっと、同じような事を、至る所で、体験し、恵みを味わっておられるのだろうな、と思いつつ・・。


X ジャーン!真理が家で、カレーを作った。
本を見ながら、市販ルーを使わない、最初からのオール手作り。みちる「え、真理ちゃん、なんかシャブシャブじゃん。」
真理、心配そうに「どうかねえ」主人「真理、美味しいよ。うん、すごく美味しい。」私「真理、美味しいよ、とても美味しいよ。」ほんとに美味しかったが。
その時、勝、例の低い声で、ヌウッと「ねえ、『親は、娘が作ったカレーをまずいと言えない法則』ってあるんよ」。!?!?。 
これほど、おかしかった事はない。テレビの、何とかの法則という、番組のことです。