親に評価されなかったというところに、心の歪みと屈折の原因があったのです。
ある婦人は、小さい頃、親に、姉と比較されて育ちました。
姉は、すべてにおいて優秀で、美人。それに引き替え自分は、劣等生で、ブスと、劣等感のかたまりで育ちました。
親に一度も認めてもらえませんでした。
その彼女は、大人になってから、眠っていた才能が輝きました。仕事において、能力を発揮し
有能で、地位と名誉をほしいままに手にしました。
しかし、この世の、いかなる賞賛も、決して心を満たすことはありませんでした。
小さい頃の劣等感がぬぐいさられず、どんなに実績と評価があっても、癒されない劣等感は、
彼女をむしばみ、心をすさませて行きました。
神様に出会って、自分の心が照らし出され、見えてきました。まず、自分の心の歪みに
気づくことができました。
本当の親である、神様の愛に触れ、神様を知るに 至って、心が少しづつ癒され、新しくされて行きました。
親への恨みも、はっきりと赦すことができました。心が変えられて、親への愛が与えられ、
心に、今まで経験したことのない、安らぎと喜びを見い出しています。
わたしはあなたを愛している。