「すべての事について感謝しなさい」

     

神様は「感謝しなさい」と言われます。ハピーな時、ラッキイな時、嬉しい時、感謝するのは簡単です。

しかし、「良い事について、ハビーな事について感謝しなさい」と言われたのではなく、「すべての事」つまり、良い事も 悪い事も、不都合な事も、「すべて」感謝しなさい、ということです。

ある時・・それは、「クリスマス集会」の日でした。45キロ離れた集会所で、婦人特別集会が行われる当日でした。

婦人達で、準備万端、整え、いよいよ当日を迎えました。いつも車で1時間数10分かかります。
特別の日ですから、不測の事態に 備えて、早い目に、家を出ました。

すると、家を出た途端、車の列です。ずらーと渋滞、というようり全く動いていません。 よく周囲を見ると、電車も動いていません。
その時、初めて、その日が電車のストだと知りました。 こんな調子で、45キロ先に行き着く事を、考えるだけで、気が遠くなりそうです。不可能に思えます。

一瞬「どうして、この日なの?」「神様は、特別集会を知っておられたはず、どうして?」
しかし、次の瞬間、御言葉がひらめきました。「すべての事について感謝しなさい」そうだ、この事を感謝しようと、その場で祈りました。

神様、感謝します、感謝しますと、祈りながら、車を進めました。
1キロ進むのに、30分かかりました。もう、見えるところは、 行き着くのが不可能に思えました。
しかし、なおも、神様、感謝しますと、祈り続けました。高速道路との分かれ目に来た時、神様、どうしましょうか、と祈りました。 様子を見ると、ほとんどの車が、高速道路の方へ流れています。それで、下をそのまま進む事にしました。

神様にすべてを委ねきって、心は平安でした。どうなろうと、もう神様の御手の中と心安らかでした。 しばらく行くと、意外な事に、渋滞が解けていて、すいすいと走れました。
どんどん、そのまま、集会所までスムースでした。 そして、驚くべき事に、集会開始時間に間に合ったのです。考えられない事でした。

その日、集会に、新来者がありました。祈りの答えでした。その女性は、新聞折り込みの案内チラシを見て、どうしても来たいと思った。
けれども、仕事をしていたので、無理だと、残念に思っていた。すると、突然、その日ストだったので、仕事が休みとなり、 来ることができました、と。

その日、その方は、イエス様を信じて、救われました。
そして、その後、その方がたくさんのお友達を、どんどん教会に誘って来て、 救われる人々が、起こされて行きました。


「すべての事について感謝しなさい」

どうして、感謝できるのでしょうか。

1つ目に、
神様は、私達を独り子を賜うほどに、愛して下さっているからです。神様は愛です。私達を愛するお方が、 最善以下のものを、与えられるはずがありません。

2つ目に、
神様には、ご計画があるからです。
「ご自分では、しようとしていることを知っておられた・・」聖書ヨハネ福音書6:6
「わたしはあなたがたのために、立てている計画をよく知っているからだ。それは、わざわいではなくて、平安を 与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」聖書エレミヤ29:11

3つ目に、
「すべての事は益となる」からです。すべての事を、益のために与えて下さっています。


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