O君「高校の時から、もう、お酒が普通だったよ。試験が済んだり、何かの後は、打ち上げは全部、
酒。もう当り前だったよね。女子の酔っ払いだけは、もう見れんよね。ひどいもんよ。」
一人の姉妹が、教会に駆け込んで来て下さった。
この世の現状をいろいろ話し合う。子供達が守られているのが、奇跡のような大変な世界。
常に時代の流れに翻弄されて、周囲を見回しながら、余り、周囲とは変らないように、
しかし、確固とした価値基準もなく、不安と焦りと思い煩いしか無かったよね。
T姉「でも、現に、異性に関心があるわけで、それを、ただ、だめだ、だめだと抑えつけるだけでは、
良くないから、教会にくればいいですよね。」
どんな時にも、動く事のない、明確な御言葉と指針があり、どんな時にも、祈ることが出来る。
神様を知っていて、もう感謝以外のなにものもない。世の中、もう大変な時代。
中学生の子が話す。「友達二人が、おじさんと関係を持ったんだよ。」
「援助交際?」あっち、こっちから、いろんな情報が入ってくる。
中学生で妊娠した、周囲にも、平気で関係持っている子達がいるよ、周囲では、
ボーイフレンドの話しばかり、皆、次々と男の子をかえてね。
もう、皆がしているから、それがなんで悪いとなる。もう、まるで普通になってる。
M姉「そう、お酒とか男女交際とか、この世では、もう丸っきり普通よね。
でも、皆はしても、自分はしない、ってずっとやって来た。そこだけ、絶対に必要だよね。」
「お母さん達、わかっとんかね。高校生が遊びに行くっていうのは、飲みに行く事なんじゃけえ。
遊ぶって、鬼ごっこしてるとか、思っとんじゃないじゃろうねえ。」
いや、親はわかってない。現状を、今の時代を、まず親が知らない。全く知らないよ。
自分達の時代と違い過ぎて、もう考えられないよ。
町で声をかけられて、子供がグループだったが、遊びに行った事が、ショックで、ショックで、
もう落ち込んでしまって、と。
ちょうど、婦人の祈り会で、一緒に交わり、その日、特別に、
子供達のための執り成しが与えられた。感謝でした。
大変な勢力の働く、この世の流れのまっただ中にいる、子供達が堅く守られるように。
健全に、正しく、主が育てて下さるように、この世がどうであれ、御言葉の上に、堅く立てるように。
正しいみこころをしっかりと、歩んで行けるように。
もう神様を知らなかったら、どうなっていたかと、と姉妹達と心から感謝を新たにする。
神様を知らなかったら、子供なんて、育てられないよね。子供を私有化し、目茶苦茶に損なっていた
であろうと。
この世の価値観に流されて、親の価値観を子供に押し付けて、それすらわからずに、子供
をスポイルしていたであろうことが目に見える。
「そう。教会で健全な交わりをすればいいよね。それで、キャンプに参加したりね。」
後で、娘と話す。「お母さん、普通、普通。もう、そういうの世の中では、全く普通なんよ。
まだ、〇〇ちゃんは、お母さんに話すんだから、とてもいいよ。」
そんなあれやこれやを、翌日の祈り会で話していたら、若いお母さん「え?ええーっ!!」
そうよね、お母さんと、とてもいい関係で、感謝よね。お母さんもいつも祈っておられるから。
「あなたはどう思う?」「うん、やっぱり、教会に来て、兄弟姉妹達と一緒に交わればいいよね。」
「あ、今を知らないんだ。」「あの、異性といったら、好きな人に手紙を書いて、
ドキドキ、ドキドキして、渡せなくて、といった・・」T姉「そりゃあ、化石だよ。」大笑い。
新聞に、「援助交際」について書かれていた。
『主を恐れることは、知識の初めである。』箴言1:7
『神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。』伝道12:13
神への恐れのない、この世界の恐ろしさ。
『不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。』マタイ24:12
・・成人男性からお金をもらって、売春行為をする女子中高生達。
即、お金になると、アッケラカンとしている、今の少女達。
大人が古い価値観や、道徳律をふりかざしても、もう彼女達への説得力は無いだろうと。
世の終り、ますます、加速度的に腐敗した社会になって行くのでしょうね。
遊女と交われば、一つからだになることを知らないのですか。
しかし、主と交われば、一つ霊となるのです。
不品行を避けなさい。
あなたがたのからだは、あなたがたの内に住まれる、神から受けた聖霊の宮であり』
Tコリント6:15〜19
『あなたがたのからだは、キリストのからだの一部であることを、知らないのですか。
キリストのからだを取って、遊女のからだとするのですか。そんなことは絶対に許されません。
「ふたりの者は一心同体となる。」と書かれているからです。
人が犯す罪はすべて、からだの外のものです。
しかし、不品行を行なう者は、自分のからだに対して罪を犯すのです。
「でも、そのような事、周囲で見聞きするよ」という、
このような現実の、大変な世の中で、子供達にしっかりと、
正しい事を、御言葉を、主のみこころを、教えて行けますように。
『どのようにして若い人は、自分の道をきよく保てるでしょうか。あなたのことばに
従ってそれを守ることです。』詩篇119:9
『あなたに罪を犯さないため、私は、あなたのことばを心にたくわえました。』119:11
『あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。』119:105
常に、永遠に正しい、世は変れど、決して変る事のない、いのちの御言葉が与えられて
いることに、ただ、ただ感謝します。
親もよく助けられますように。親自身が、神様の御前に、絶えず砕かれて、自らを砕いて、
真実に従って行く者でありますように。
なぜいけないのか。それは『罪』
であるから、断じていけない。
神様の御前に、いつも正直である事ができますように。神様を畏れる者でありますように。
「あんたには、言われたくない」という親でないために。