夫に腹が立つ


ある婦人が。

「もう、何でなんでしょうねえ。子供の事なら、幾らでも感謝出来るんですよ。
何もかも感謝で、感謝で。子供に試練があっても感謝で、神様が必ず良くして下さると信じれるんですよ。
そして、本当にその通りに、いつも絶対に良くして下さる。神様が見えるんです。子供のためなら、幾らでも、祈れるんです。

ところが、主人の事になると、全然だめ。もう腹が立って、腹が立って仕方が無いんです。
良くなると、全然信じれない。する事、なす事、もう自分勝手で、怒りがわいてくるんですよ。祝福じゃ、全然無いんですよ。」

続けて話していたら、「あ、そうか、そうなんですねえ。主人に対して、自分の思いが強いからなんですね。
主人のことごとくが、自分の思い通りにならないから、腹が立つんですよね。“自分の思い”が、妨げている。
神様の思いと、自分の思いが違う。だから、神様が、全然見えないんですよね。自分の思いが砕かれるように、ですよねえ。」

Sさんも。「親子だといいのに、これが、夫婦だと違うんですよねえ。だめなんですよねえ。 あれは、夫婦だと、相手に要求するんでしょうね。」


別の婦人。

「ああん、主人に腹が立って仕方が無いんです。もう、自分勝手で。自分の思うままで。
自分でも、まだ怒っている内はいいんですが、段々、それを通り越して、心が冷えて来るんです。
相手に対して、もういいやと、心が冷めて、冷やかになってる。感じなくなって行くんです。

ちょうど、一人の姉妹と交わってたら、『それは、ようないよ。いけんよ。』と言われて、ああ、ほんとにそうだと思って。
ああ、そうか、祈りですよね。祈ります。まず、神様とよく交わって、心満たされて、主人に接して行けるよう、 愛して仕えて行けるよう、祈ります。」

でも、姉妹は、神様に出会って、ものすごく変えられた。よくよく、ご主人に従っておられる。
救われる前は、わからずに、いつも、ご主人に喧嘩をふっかけて、怒らせてしまっていた。

バレンタインディ直後の学び会で、姉妹の家に行くと、いろんなチョコが出て来る。
「え、バレンタイン?」「そう、もう主人が会社でいっぱい貰ってくるんです。」
「それで、『あんたは、くれんのんか』って。『もう、こんなにいっぱいあるのに、いらん。』 って、私が言うんです。」(笑い)ご主人、愛しておられる。

・ 一人の姉妹が、「そういうのって、わかる気がする。私は独身だけど、友達がいて、二人の友達が同じ事をしても、 一人には腹が立って、一人には全然腹が立たない。
思い入れの違いなんでしょうね。相手に対する、思い入れが強いと、わかってくれてもいいのに、 なぜわかってくれない、となる。特に、夫になら、そうなるでしょうね。」