夫の有難さがわかった!


先日、突然の国際電話。アメリカ在住の姉妹のご主人が行方不明。不安で心配で、祈ってくれと。 「行方不明って、え?!」
翌日、外出から戻ると留守録に、再び泣き声で入っている。まだ帰らないと。
とにかく祈っていると、アメリカの別の婦人からのメールで、彼女の夫が戻ったと連絡が入った。

ほっとひと安心。数日後、彼女からのレター。
先日は心配かけました。金曜夜、主人が友達に誘われて、飲みに出ていいかと言うので、ノーと言ったのです。
その月は出費が多くて、大変だったので。でも、ダメと言うと、機嫌が悪くなるので、今月はもう外出しないという条件で、0Kしました。
それから、夜になっても、次の日も帰らない。最初は腹を立てていたのが、段々心配になってきて、とにかく祈らなくちゃ・・ と祈るのですが、不安でじっとできず、知り合いのクリスチャンに連絡し、一緒に祈ってくれるよう頼みました。彼女は、他のクリスチャン達や教会の皆に連絡してくれて、いろんな人が電話をくれました。

土曜夜、彼の上司に相談に行きました。
上司は、あらゆる所に連絡を取ってくれて、その誘った友達にも連絡を取ってくれましたが、 不在です。
日曜になっても、連絡がなく、一人のクリスチャンの友が心配して何度も電話をくれました。 知り合いのその他の友人達も。とにかく皆祈っているからと。
その彼女は、知っている教会全部に、祈りを要請してくれました。
私はじっとしておれず、熊のように、ウロウロと家の中を歩き回っていました
その内、悪い事ばかり考え、もしかして殺されて、捨てられているのでは・・
ああ、どうしよう、みんな、私のせいだ。もっと優しくしてあげればよかった・・ もう祈るどころではありません。

夕方4:00頃、再びその姉妹から電話がかかり、絶対守られているから、しっかりするよう励ましてくれました。
いろいろ話していて、とにかく6:00まで待って、帰らなければ、警察に捜索願いを出そうという事になりました。その6:00が、妙に心にひっかかりました。

とにかく、落ち着いて祈ろうと、子供の部屋に行って、ずっと祈りました。
神様ごめんなさい。夫を責めて、さばいてばかり、他の主人と比べて嘆いてばかり、相手の悪い所しか見ようとしなかった。
相手がどんなに大切かよくわかりました。 存在そのものが感謝である事がわかりました。とにかく、無事でさえいてくれたら、それだけでいいです、と。
その後、聖書から「恐れてはならない。心を騒がせてはならない。」と語られて、ああこれは、きっと6:00までに帰ってくる。
あの6:00というのは、その彼女を通して、神様が語られたのだと思いました。

そして、時計を見ると、4:30。私は、家の前の方に電話帳を借りに行きました(警察を調べるため)
すると、そこのご主人が心配してくれて、近辺すべての警察に電話して事故等の届けが出ていないか調べてくれました。
それから、捜索願いを出すなら、連れて行ってあげると言ってくれました。

まだ、5:00前だけど連れて行ってもらいました。夫人は子供に食事をさせてみていてくれました。
手続を終えて、帰宅し、相談した上司の所へ報告しに行こうと、家を一歩出た時、目の前を彼が歩いていたのです。 私は目が悪くてよく見えなかったのですが、そこの夫人が気づいて、私の主人ではないかと。
無事で良かったと、もう大泣きしました。そして、そこの夫婦にお礼を言って家に帰ると、なんと、 6時5分前でした。背筋がゾッとしました。

私は自分で行動を起こす必要はなかったのです。
6:00までに帰ると、神様から約束をもらったのだから、じっと待っているだけで良かったのです。
でも、神様はその時の私の状況や精神状態をご存じで、行動してしまった事も許して 下さったのだと思いました。なぜなら、届け出から、帰るのが、一瞬早くても遅くても すれ違いになっていたからです。
私は神様を感じて、恐くなりました。神様はすごいと。
今まで、少し何かあると文句を言っていた自分が本当に恐くなりました。

今回の事で、主人の大切さがよくわかったし、周囲のクリスチャンの方々の思いやりや、近所の人の親切にも触れました。
今まで、ちょっとした誤解で、気まずくなっていた義母とも、お互いに励まし合い、慰め合い、こまめに連絡を取り合い、 すっかり和解できました。
子供も、神様は、祈りを本当にきいて下さると大喜びでした。
私も、心から神様に叫び祈ることができて、ずっとフラフラして、神様に立ち帰れずにいたのが、立ち帰れました。
本当に有難うございました。

ちなみに、主人は、車で2、3時間も遠方に行っていて、そこで、友達が事故を起こし、病院に運ばれ、ずっと付き添っていたそうです。
私には連絡しなかったそうです。又、怒られるのでは・・と、余計な心配かける・・と思ったとか。(連絡ない方がどんなに心配か、 今後必ず連絡するよう約束させた。)
もう、とにかく神様はすごいー!!

その次の手紙:

あれ以後、とても平和に暮らしています。
ところで・・主人が飲んでいた間に、皮のジャンパーを盗まれてしまったらしい(上等だった)。
ついてないと思い、ものすごく寒い中、上着無しで帰ろうとしたら、車のエンジンがかからない。
なんと、その上に、バッテリー上がり。押しがけを友達に手伝ってもらっていたら、自分の足の上を車が通って行った。 (つまり、自分の車にひかれた)。
足がパンパンに腫れ上がって帰ってきた。我慢してたようだが、余りの痛さに 医者へ行った。
幸い、骨は折れていなかったよう。外出するたびの災難続きに、「これは、神様が、何か教えようとしておられるに違いない。」と彼が、 言った。
ちょっと!あんた、今、何言った!と、未信者の彼の口から出た言葉に、びっくりしました。