[聖書の話しバックナンバー]

神の愛が現わされた!
         
『永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した』

・ 一人の婦人からの便りでした。
“今朝、私は目茶苦茶でした。いろいろな事態が重なって、イライラが頂点。夫や子供に当たり散らし、自己嫌悪に陥り、最悪でした。
子供が、朝食にホットケーキを焼いた。それを細かく切ってくれと、言った。下の子に手を取られている私に、彼も構って欲しかった、それが、よくわかっていた。にもにかかわら ず、私は、わがままだと、叱りつけ、イライラしながら、ひどい対応をしてしまった。

更なる自己嫌悪に落ち込みながら、自分の『罪』に目を向けることができない。
いや、向けたくない。自分の罪を見たくない、認めたくない。
人前で、よく見せようと、良い子をひたすら演じ続けている自分。

しかし、神様の前では、すべてが裸であり、見透かされており、決して演じることができないことを、知っている。

だから、そんな偽善を、軽べつしている自分。 そして、その嫌な自分を直視したくないから、逃げて、周囲を責めて行く自分。
周囲を責めている限り、自分に目を向けなくて済むゆえに。 どこまでも、『罪』から目をそむけ、責任転嫁し、自分を正当化して行きながら・・。

その時でした。聖書のメッセージが、心に、特別に響き渡り、ぐいぐいと入ってきました。

『神は愛です』
・・神が、あなたを愛しておられるのは、神が愛だからである。
あなたが、良い事をしたから、あなたが良い人間だから、ではない。 又、あなたが悪い事をしたから、悪い人間だから、神の愛を失うことも無い。
あなたの行為には、いっさい基づかない。神の愛の根拠は、神のご性質による。
神は愛である。あなたがどんなに悪い事をしても、又、どんなに良い事をしても、あなたに対する、神の愛は変わらない。決して、永遠に変わらない・・・

・・私は、自分の『罪』を知っていた、わかっていた。しかし、認めたくなかった。
しかし、その時、『罪』がまぎれもなく、自分にあることを、認めたのでした。”

神はその愛のゆえに、罪にまみれた、私やあなたが、滅びに向かうのを、見過ごしにできず、御子イエス・キリストを地上にくだされた。
あなたの罪の身代りに、キリストを十字架につけて殺し、あなたの罪を代わりに処罰さ れた。

それほどに、神のあなたへの愛!