2006年制作、主成分は羊毛、フエルトボールをもっと「ムニムニ」にした

 感じです。 羊、から軌道が逸れて完全に別物になってますが、でも羊。

  本当に売れなくて、環境適応を余儀なくされて、頭に葉っぱを乗っけました。

 

 
  こいつらには悩まされましたね。

  
心血と愛情とを注ぐとこんな陳腐な羊が出来上がるのです。陳腐、という所が彼らの

 良い部分だと思ってます。

  作家を名乗るならば「作品」を作って金を稼がねばならないのではなかろうか?ほとんど

 社会と断絶した状況に焦った私は、たちまちに羊を作り上げました。これを羊と言うならば

 ですが。言わない場合、「これ、なんですか?」と尋ねられる物体がモコです。

  初めて作ってから間もなく、たまたま羊の工房「包(パオ)」さんのお手伝いとして牧場へ

 繰り出し体験講習をする機会をいただいていましたので、チャンス、私はほくそ笑みました。

 無論、ワタクシの球は大いに放物線を描いてミットから外れ、モコは後片付けが終わっても

  一体も
売れず。人の心を掴むってのはムツカシイものだ。

  しかし、そのイベントで「モコ」という名が付けられたことが大きな収穫でした。(名づけ親は

 小さい女の子。ええ、私の客ではありませんでしたよ)名前の候補には「ピロリ羊」「まゆ玉」

 「ひつじちゃん」「ぐるぐる団」・・・ありがとう、見知らぬ女の子。

  それからモコを変身させるべく、直球でいうならば売るべく!試行錯誤のあげく、葉っぱが

 頭頂部に生え、感触は餅のようになり、少しずつ売れる、ありがたいことに、売れる、

 ありがたいことです、売れるようになったのです。

  また、絵本の題材にいいかな?ということで「プロジェクト・モコ」なるページに登場させて

 生息範囲を広げています。天然記念ブツです、日本各地で繁殖させましょうぞ。

                プロジェクト・モコのページ