出産報告
2月6日午前3時半ごろ、生理痛のような腹痛で目がさめた。トイレに行くと、おしるしがあり、たまたま泊りに来てくれていた母に連絡。
5時半頃、痛みの間隔がバラバラなので、とりあえず病院に電話するが、前駆陣痛だろうとのことで自宅で待機するように言われる。
9時過ぎ、三陰交に左右20回、至陰に5回づつお灸をすえる。痛みは比較的落ち着いている。おしるしの量が少し多いような気がする。もしかして破水しているのかもしれないがわからない。
12時半過ぎ、痛みが規則的になってきたような気がして、病院に電話する。「午後診があるので、入院の準備をして来てください。」とのことで、1時過ぎにタクシーで母と病院へ。
モニターで見る限りは、陣痛か前駆陣痛が区別がつかないが、診察の結果、破水していたため入院。子宮口はまだ指1本ぐらいしか開いていない。
病室で、三陰交に31回、至陰に10回づつ自分でお灸をすえると、夕方5時ごろから規則的な陣痛が始まるが、なかなか子宮口が開かず夜が開ける。
結局7cmから子宮口が開かず、時計の針は12時をまわってまた日付が変わり、8日になった頃、痛みもますます強まり助産婦さんにみてもらうと、9cmまで開いたので、午前1時過ぎに分娩を希望していた和室に移る。
8日午前2時過ぎ、子宮口全開大へ。しかし、モニターで見ると時々胎児の心拍が弱くなるので、念の為設備の整っている分娩室へ移動することに。ぜひ和室で産みたいと思っていたので残念。
分娩台でも、スタイルは自由なので、左横向きになって主人と母に手を握ってもらって頑張るが、最初はなかなかうまくいきめない。何度かいきんで、頭が見えるようになるが、陣痛の波がひくと戻ってしまう。その繰り返し。
だんだんと強い陣痛のたびに、胎児の心拍がさがってきて、「もしかしたらへその緒が首に巻き付いているかもしれない。」
と言われる。どんどんと強い陣痛が来なければいけないのに、陣痛の間隔も5〜6分と間隔があいてきて、眠気に勝てずうとうとする。この状態ではお灸はできないので、主人に左足、助産婦さんに右足の三陰交と至陰のつぼを指圧してもらうと、陣痛が来る。赤ちゃんに充分酸素がいくように、呼吸法を調節しながらいきむ。
もう一人助産婦さんが来て、当直の先生が来た。なんだか緊迫した雰囲気が伝わってきてちょっと心配になる。やはりへその緒が首に巻き付いているらしく、早く赤ちゃんを出さなければならないので、少しだけ会陰切開し、「呼吸法は忘れていいから、息を止めて思いっきり息んで。」という助産婦さんの指示で、頑張る。思いきり何回かいきんだところで、最後に助産婦さんにお腹を一押しされて頭が出たらしく、「ハッハッハッという呼吸に切りかえて」と言われ、1分ぐらいハッハッハッ」
とやったところでズルッという間隔と共に赤ちゃんの肩が出た。
やはりへその緒が首に、それも2重に巻き付いていたので、助産婦さんに「へその緒はこちらで切らせてもらいますね。」
と言われた。できれば主人に切ってもらいたかったけど。
出てきた赤ちゃんは、酸素不足のせいかちょっと紫色してたように見えたが、すぐに「ふぎゃ」という泣き声が聞こえたので一安心。主人もかなり心配していたようだが、「でてきたときに手足をバタバタさせたので、安心した。」と言っていた。赤ちゃんの心拍や心臓の音もすぐに落ちついたようで、本当に無事生まれてくれてよかった。
私のほうは、かなり出血が多く、また胎盤が相当大きくて立派だったらしく(あー、見せてもらえばよかったと後で後悔)、なかなかひっかかって出てこなくて、処置に時間がかかり、助産婦さんに「気分悪くないですか?念の為点滴しますね。」と心配されたが、気分が高揚していたせいか大丈夫だった。さすがにその後貧血で3日ぐらいはふらふらしたけど。
振りかえってみると、自分が理想としていたお産とはちょっと違ったけど、でも赤ちゃんが無事元気に産まれてくれた事が何より一番!時間がかかってつらかったけど、やっぱり時間がかかるのはそれなりに理由があったんだ(急激にお産が進むと赤ちゃんにが酸欠状態になってしまってた)と納得。また、安産のお灸は、肌がかぶれてしまって最初の1ヶ月ぐらいしかできなかったけど、分娩台の上での指圧でも効果があって、「やっぱり東洋医学ってすごい!」と思いました。助産婦さんも「今度から、これ(三陰交と至陰の指圧)使わせてもらうわ。」と言ってくれた。胎盤が立派だったのも、母子ともに健康なのも、やっぱり体づくりの成果じゃないかなと自分では思っています。自分では安産だったと思います。主人にも立ち会ってもらえて良かったです。主人は、「私より先に赤ちゃんが出てきたのを見れて、得した〜。」と言ってました(笑)。
私が今までやってきたこと
半身浴、靴下の重ね履き、散歩、たわしマッサージ、八両穴へのお灸(かぶれたため3〜4周期ぐらいで断念)、三陰交へのお灸(途中でかぶれたため指圧に変更)、節食(2回)、絶食(2回)
ざっとこんな感じでしょうか?(長過ぎ?(笑))
赤ちゃんが生まれたときは、本当に「来てくれてありがとう!」という気持ちでいっぱいでした。わずか0.1ミリの卵から、私のお腹の中でこんなに大きくなって、出てきたんだと思うと、生命の不思議と神秘に感嘆せずにはいられませんでした。とってもとっても幸せです。
妊娠には終わり(出産)があるけど、子育てには終わりがないような気がして、正直心配になったりもしますが、「子育て」じゃなくて、「親育て」(子供が親を育ててくれる、親になることを教えてくれる)の機会でもあるんですよね。
実は、この前あんまり疲れてしまって、涙がでちゃったのですが(実家で、いざというときには母にも頼れるのですが、主人が単身赴任中でやっぱり「この子は自分がなんとかしなきゃ」とプレッシャーを感じてしまって)、ふと考えてみました。「優花の大好きなところと、困るところ」。大好きなところは「つぶらなひとみ、一心不乱におっぱいを吸っている様子、泣く直前の情けなさそうな顔、寝入りばなににちゃーっと笑う顔...」等本当に数えきれないほどあります。
で、「困るところ」は「ぐずって寝てくれない事」。そう、それだけ、それひとつだけなんです。そう気づいたときに、「そっかー。こんなにいっぱい大好きなところがあって、困るところはひとつだけなんやから、めちゃ幸せやん!」と妙に納得してしまいました。
これからも、めげそうになることもあると思いますが、でもやっぱりかわいくてかわいくてしかたがない我が娘と一緒にぼちぼち頑張っていきます。
最後に、掲示板にも書きましたが、寺子屋に出会えて、田中先生や灸太郎さんに出会えて本当によかったです。かけがえのない宝物を得られて本当に幸せです。ありがとうございました。
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