■日々の家庭風呂を湯治に
治療を終えたYさんに「よもぎエキス作ってる?」と尋ねると、
『はい。温まっていいです。引き出しを開けた時、
「あれっ 何の香り?」って、よもぎを入れておいたのを忘れて、探したことがありました。よもぎの香りって癒し系ですね。』
そして、興味ある話をしてくれた。
『大阪のお友達が話していたのですが、宮崎に住んで居られるお母さんが大阪に来られた時、1週間もすると宮崎に帰りたいって言われたそうです。その理由が「お風呂に入りたいから」と、言われたのです。
お風呂は大阪でも毎日入られていましたが、近くに温泉があるお母さんにすれば、家庭風呂はお風呂じゃなかったのですね』
更に、
「お風呂に入らなかったら病気になってしまう」とまで言われたそうです。
鍼灸師のS氏が聞いた話は、来院されているリウマチ疾患の婦人が、1ヶ月間湯治に行った後は痛みが楽になり、その後、毎年湯治通いを恒例にされた。
ところが、何年か続けると疼痛の軽減感が余り自覚出来なくなった事から中断された年があった。すると、その年は痛みが激しくて湯治の効果を実感された、と言うのだ。
宮崎のお母さんもリウマチ疾患の婦人も、お湯の質の違いが体の反応に大きな差があることを教えてくれている。
だからこそ、身近で温泉の恵みを享受出来ない地域では、体が喜んでくれる入浴剤の模索は必要だと思う。
よもぎエキスは、お湯の肌触りを柔らかくして、湯冷めし難い効果があり、ほのかな香りは癒しの作用を秘めています。
人体は1日の1/4〜1/3を睡眠に費やしますが、よもぎの薬理効果は、体が求める質の良い睡眠へと働き掛けてくれます。
先人達は入浴を≪湯治≫と位置付けて、医療行為として捉えました。
お風呂好きの人に限らず日々の入浴に関心を寄せて、よもぎエキスの薬効を是非実感して欲しいと願っています。
■よもぎエキスの作り方
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1:
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やかんに2リットルの水と≪よもぎちゃん≫1パックを入れて、弱火で煎じます。
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2:
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沸騰したら、直ぐに火を止めます。
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3:
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そのままの状態で1日≪よもぎちゃん≫を浸け置きします。
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4:
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1日浸け置いて抽出したエキスをペットボトルに入れ替えます。
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5:
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バスタブには、200ccを目途に投入して下さい。
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※
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よもぎエキスは、バスタブにお湯を入れ始める最初に投入するとより効果的に作用します。
尚、よもぎエキスの保管は冷蔵庫でも常温でも大丈夫な筈です。(我が家は脱衣所に保管)
また、作り置きしたエキスに、モロモロが生じても10日以内であれば効果に別条はなく問題はありません。
夏場の暑い時期は午前中に≪よもぎちゃん≫をやかんに浸け置きしておき、午後に弱火又は中火で沸騰したら直ぐに火を止めて、浸け置きして翌日ペットボトルに入れ替えると、更にマイルドなエキスが抽出できます。
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