大友(仮名)さんは寺子屋お産塾の伝言板に書き込みをされたのがキッカケとなり、それ以後はメ−ルで相談を受けていました。
大友さんの伝言板への書き込み、メールでの遣り取りを最初からすべて、下記に順次紹介しましょう。文章の内容については、一切校正を加えていません。
なおHPにUP後、2000年の2月25日にメ−ルを頂きましたので、併せて紹介しました。
掲示板への書き込み
はじめまして、海外に住んでおりますので、このようなホ−ム・ペ−ジはとってもありがたいです。私は結婚して八ヶ月になります。
主人も私も子どもを望んでおり、結婚以来毎月排卵チェックをしておりますが、妊娠には至っていません。東洋医学の目から見て、結婚してどれくらいで妊娠しない人が治療の対象となるのでしょうか?
また、先生のホ−ム・ペ−ジにあるような、半身浴、絶食を試してみようと思っているのですが、どれくらい続ければ、効果が出始めるのでしょうか?
また、その他、妊娠するために気をつけた方がよいこと、または、効果的な指圧方法などがありましたら、教えていただけないでしょうか?
伝言板への私からの返答
はじめまして、私見を述べてみます。
半身浴・絶食を推薦するのは懐妊のために有効である、という狭義の目的だけではありません。私はこの点が大切であると思っています。
何故なら、現代医学の不妊治療が素晴らしい効果を挙げている一面は認識していますが、だからと言って不妊症が克服できたレベルでは決してありません。その一つの証明は、医療の進んでいる先進国ほど不妊症の割合が多いという報告があります。
半身浴・絶食の効果が出始めるのは?という返答には、懐妊を目的にされるのであれば、6ヶ月〜1年を目安にされるとよいと思います。
また、排卵チェックについては私見を持っていますが、結論をいえば結婚1年未満の段階では、マイナスの面が多いと思っています。理由は精神的な負担を与えると結論しているからです。
気をつけることは下半身の冷えと、難しいことかも知れませんが、妊娠に対する拘り、つまりプレッシャ−の解消でしょう。
自己指圧は半身浴(15〜20分間)の時、終了される前の1〜3分間両手の4指を重ねて下腹部・下肢の付け根を3〜5秒間押えて離すようにします。
疑問があればいつでもメ−ル下さい。
掲示板への書き込み
お返事ありがとうございます。さっそく半身浴・絶食を試してみます。
前回書き忘れたのですが、数年前、生理と生理の間に出血があったので、婦人科で見てもらったところ、「子宮発育不全」と診断されたことがありました。
妊娠しないことと、その発育不全はどの程度関わりがあると思いますか?その時の医師は「将来、妊娠する可能性は薄い」と言っていましたが、当時の職場の同僚でも何人かが発育不全を指摘されながらも、妊娠・出産していたので、あまり気にはしていませんでした。
伝言板への私からの返答
大友さんへ。質問に対する私の考えを述べてみます。
月経による出血が極めて少ない状況では、妊娠し難いケ−スがあるかも知れません。これは、子宮の問題だけではなく、ホルモンの関わりがあるからです。
もし、そういう様態であったとすれば、機能的な問題であり機能改善を講じるべく対処すればよいのです。半身浴・絶食も効果的な方法です。この場合は「子宮機能不全」という言葉が適切になると思います。
妊娠・出産において母乳を与える場合、乳房がAカップの人は出ずにDカップの人は有り余るほど出るということなのでしょうか? 極端なケ−スでない限りそんなことはありません。大きさではなく、機能の問題です。
そのように考えると「子宮発育不全」とは、いったい何を指摘しているのでしょう?
以前の伝言板でも述べましたが、現代医学が不妊症に対して解かっていることは、妊娠が不可能な状態を知ったに過ぎません。まだまだ未知であり神秘な分野です。
同僚の方が「子宮発育不全」と指摘されながらも、妊娠・出産されている事実こそが真実なのです。
1999年6月30日
HPで質問させて頂いてます大友です。お忙しい中、いつも親身に質問に答えて下さることに、心から感謝しております。特に私はアメリカ人と結婚してアメリカに住んでいますので、体に異常があるときに頼れるのは、西洋医学の医師のみなので、先生のHPは大変ありがたいです。
今回は、もう少し状況を詳しく説明した上で、質問させて頂きたいと思い、直接メールにしました。(妊娠とは別の質問もあります。。。)
私は今年で27歳になるのですが、仕事を始めた20歳くらいの頃から、ひどい肩凝りや特に左手のしびれを感じるようになりました。ひどくなると、首から左手の指先までが凝り固まったようになり、手が震えることもしばしばありました。
内科医に見てもらった所、自律神経失調症と診断され、薬をしばらく飲みました。
結局症状はよくならず、いろんな病院に行きましたが、結果はいつも同じでした。
マッサージに通ったりもしましたが、結局その時は一時的によくなっても次の日には、余計に辛くなるという状態が数年続きました。今も手が震えるようなことは、滅多にありませんが、左半分が凝り固まるということは、しばしばあります。
先生はその状態をどう思われますか? ここにいて半身浴、散歩以外で何かできるようなことはあるでしょうか?
また、日本から指圧の本を送ってもらい、主人にお願いして足の裏などを自己流ですが、押してもらったりしていますが、自己流にそのようなことをやる時の注意などはありますか?
*HPで、半身浴、絶食をした時の体の状態を教えて下さい、とありましたので、報告します。
半身浴で、だいぶ体の冷えはとれたと実感しています。(数日サボると、足の指先からまた冷たくなりますが。。。)半身浴をすると、普段汗をかかない私でも、驚くほど汗をかき、心地よい疲労感があります。数週間続けると、裸足で部屋を歩いていても、足の冷えが気にならなくなりました。
肩凝りも、半身浴をしている間から寝るまでは随分楽になります。近所に住んでいる友人にも教えたところ、彼女も同じように言っていました。普段は寝つきが悪いのですが、半身浴を続けていると、随分寝つきがよくなりぐっすり眠れるので大変驚きました。
絶食は、始めて1ヶ月くらいで妊娠がわかり、すぐに止めてしまったので、お腹が空いて辛いなぁ、くらいの実感しかなかたのですが、また調子がよくなったら、始めたいと思います。その結果もお知らせしたいと思います。
また、私も親不知が水平に埋まっていて前の歯を押している状態なので、できるだけ早く、抜歯しに行こうと思っています。(虫歯なんかも、体に影響があるのでしょうか?)
先生は、流産後は半年くらい妊娠をさけるようにと仰いましたが、アメリカ人の医師は、「流産後は妊娠しやすい。」とのコメントだけで、いつまで避妊した方がよいかには、触れませんでした。
また、流産してから、丁度1ヶ月でまるで流産が普通の生理だったかのように、生理は正常通りきました。量も期間も以前と同じように思われました。(それには自分でもちょっと驚きました。)
今回は、先生も仰っていたように、人間の力ではどうすることも出来ない力によって妊娠、流産しましたが、主人も私もこのことから沢山のことを、学ぶことができました。大変残念でしたが、今は感謝して受け入れられるようになりました。また次の妊娠に備えたいと思います。
秋に1ヶ月ほど、日本に帰る予定があるのですが、その際、1度鍼灸院に行ってみたいと思うのですが、数回の診察でも、効果は期待できるでしょうか?
纏まりのない文章で、長々書いてしまいましたが、お時間の許す限りで結構ですので、お返事頂ければ大変ありがたいです。先生も、どうぞご自愛ください。
6月30日
こんにちは、大友さん。寺子屋お産塾の田中です。メール拝受しました。
早速ですがお尋ねの件について私見を述べます。何がしかの参考にして頂く事が出来れば幸いです。
> 私は今年で27歳になるのですが、仕事を始めた20歳くらいのころから、ひどい
> 肩凝りや特に左手のしびれを感じるようになりました。ひどくなると、首から
> 左手の指先までが凝り固まったようになり、手が震えることもしばしばありま
> した。内科医に見てもらった所、自律神経失調症と診断され、薬をしばらく飲
> みました。
医療を行使するには、診察して異常を見つけその結果、診断が下されて適切な治療行為が行なわれます。
何故冒頭にこんな極当然の事を述べるかと言えば、この原則を医師だけではなく、患者さんサイドもしっかりと認識すべきだと思うからです。
例えば、
> ひどい肩凝りや特に左手のしびれを感じるようになりました。ひどくなると、
> 首から左手の指先までが凝り固まったようになり、手が震えることもしばしば
> ありました。
大友さんのこの訴えに対して、医師は検査の結果、特質すべき異常は恐らく無かった(見つける事が出来なかった)はずです。 病名は愁訴から付けられたに過ぎません。(腰が痛いと訴え、腰痛症と病名が付いた様なものです。)つまり、冒頭に述べた医療の原則が成り立っていないのです。
私が指摘したい事は、医学・医療が生命を創造した訳ではなく、生命の神秘を研究している学問・技術であり、それはまだまだ進歩の段階なのです。つまり、異常を見出しその対応のノウハウを確立出来た分野とまだ確立出来ていない分野が残されています。恐らく永遠のテーマであり続けるでしょう。
大友さんの症状が異常として把握され治療によって治癒した時に、医療のノウハウが確立したと言えます。
その様な見方をすれば、人体に対してどうすれば良いかが見えてきます。私がよく使う言葉ですが
『身体が喜ぶようにする』と言う事になります。何故なら『身体自身、常に守ろうとしている』からです。(
自然良能 )
この方法は突発的な事故等を除いた場合には、医療行為よりも遥かに優れている事が多いのです。半身浴・1日絶食・散歩など全てがそうです。
> (1) 左半分が凝り固まるということは、しばしばあります。
> (2)私も親不知が水平に埋まっていて前の歯を押している状態なので、できる
> だけ早く、抜歯しに行こうと思っています。(虫歯なんかも、体に影響が
> あるのでしょうか?)
(1)の症状は(2)の影響を強く受けているはずです。抜歯することによって、納得されるでしょう。(症状の軽減が自覚される筈ですから。)虫歯も影響を受けます。更に虫歯への不適切な治療も影響を受けます。
> また、日本から指圧の本を送ってもらい、主人にお願いして足の裏などを自己
> 流ですが、押してもらったりしていますが、自己流にそのようなことをやる時
> の注意などはありますか?
とても良い事ですよ。注意事項は特にありません、心地良ければいいのです。
但し、8分目に留める事がコツです。
> 半身浴で、だいぶ体の冷えはとれたと実感しています。(数日サボると、足の指
> 先からまた冷たくなりますが。。。)半身浴をすると、普段汗をかかない私でも、
> 驚くほど汗をかき、心地よい疲労感があります。
> 半身浴を続けていると、ずいぶん寝つきがよくなり、ぐっすり眠れるので、大変
> 驚きました。
半身浴による効果は(1)身体が嫌がる冷えを軽減する、(2)発汗によって人体に残留している毒素を排泄する、(3)良い睡眠が得られる、等です。
(1)(2)(3)は何れも身体がとても喜んでくれる事なのです。
> 絶食は、始めて1ヶ月くらいで妊娠がわかり、すぐに止めてしまったので、お腹
> がすいて、辛いなぁ、くらいの実感しかなかった
1日絶食には2つの大きなメリットがあります。1つは身体を正確無比に診断出来る事、2つ目は正確無比な治療である事、の2つです。何故、正確無比と断言できるかと言えば、人体はその様に創造されているからです。
大友さんの絶食の結果から判断すれば、身体には心配される様な異常は無い筈です。絶食の日の夜が普段以上に熟睡でき、翌朝スッキリとした体が自覚されれば申し分ないです。
> 先生は、流産後は半年くらい妊娠をさけるようにと仰いましたが、アメリカ人
> の医師は、「流産後は妊娠しやすい。」とのコメントだけで、いつまで避妊し
> た方がよいかには、触れませんでした。
流産という神意は、正確無比です。10ヶ月の期間、胎児が快適な状態で成育する状況への身体創りには、半年は決して長くはないはずです。
流産すると身体はそれを取り戻そうとギリギリの条件でも妊娠をしょうとします。でも、体は本来もっと改善したいはずなのです。
> 秋に1ヶ月ほど、日本に帰る予定があるのですが、その際、1度鍼灸院に行って
> みたいと思うのですが、数回の診察でも、効果は期待できるでしょうか?
それは、身体の状態によりますので何とも言えません。でも1度も経験がない のであれば、受診される事をお薦めします。
> また、流産してから、丁度1ヶ月でまるで流産が普通の生理だったかのように、
> 生理は正常どおりきました。量も、期間も以前と同じように思われました。
> (それには自分でもちょっと驚きました。)
流産による身体へのダメージがいかに少なかったかの証拠です。
大友さんの身体はとても良い状態のはずです。親不知を処置される事によって、次回は流産されることもないでしょう。私にはそのように思えます。
> ここにいて半身浴、散歩、以外で何かできるようなことはあるでしょうか?
最善を尽くす事は大切な事ですが、身体は8分目を良しといます。つまり、半身浴・散歩・1日絶食などを継続されれば申し分ないはずです。心静かに生活を楽しまれる事が、何にも増して大切な事だと確信しています。
長々となってしまいました。参考になれば幸いです。いつでも気軽にメール下さい。
7月2日
メールありがとうございました。
お忙しい中、早くお返事を書いていただいて大変恐縮しております。
さっそく歯科医に予約を入れました。また親不知を抜いた後の様子などもメール
で報告したいと思います。どうもありがとうございました。
8月4日
こんにちは。お元気でいらっしますか? 大友です。
先週の金曜日に、親不知を抜いてきました。抜歯後も、全く腫れもなく( 勿論、とても痛かったですけれど。。。)よい状態のようです。
抜歯した後、ほっぺを押さえながら、歯科医の外に出た時に、表現はちょっと変なのですが、「まっすぐに歩いている」という感じがしました。平衡感覚がよくなったというか、なんだかすっきりした感じがしました。
2〜3日過ぎて、いつも夕方には左肩から腕にかけて、痛くなったり、しびれたりするのが起こらなくなりました。とても不思議です。やはり、体っていうのは、全て関係しあっているんですね。
半身浴も、ずっと続けています。親不知も抜いたし、なんだか自分と次の赤ちゃんの体のためによいことをしてあげているんだ、と考えるだけで、前向きな明るい気持ちになれます。次の妊娠が楽しみです。
いろいろアドバイスを頂きましてありがとうございました。また、これからもよろしくお願いします。
( ※「安産への道しるべ」34号【 お腹の赤ちゃんは冷えが苦手
】にて紹介。)
8月4日
こんにちは、大友さん。
親不知を抜かれたそうですが、その後、体調の改善が見られるようで、とても嬉しく思います。
前回の流産は残念な事でしたが、大友さんが流産された子供さんのメッセージを受け止められて、しっかりとした体創りに向き合っておられるのがよく伝わってきます。大丈夫ですよ。
今の
> 半身浴も、ずっと続けています。親不知も抜いたし、なんだか自分と次の赤ち
> ゃんの体のためによいことをしてあげているんだ、と考えるだけで、前向きな
> 明るい気持ちになれます。次の妊娠が楽しみです。
この前向きな明るい気持ちこそ、素晴らしいお母さんになられる絶対条件です。神様は、最善の時を待たれているのです。
楽しんで(?)出来るようなら、絶食もして下さいね。私も大友さんからの喜びの報告を静かに待っています。
それと、半身浴は出来る限り39度前後の微温湯で20分間ゆったりとした気持ちで実行される方がより効果的です。
ご主人さんにもよろしく。いつでもメール下さい。
寺子屋お産塾 田中寿雄
10月25日
お久しぶりです。以前、質問させていただいた、大友です。
残念ながら、まだ「赤ちゃん」の報告ではないのですが、先月、久しぶりに日本に帰って、気がついたことがあるので、また質問させてください。
まず、こちらに来て、体重計の表示方が違うので(こちらはポンド表示です。)あまり体重を計ったことがなく、気がつかなかったのですが、どうやら結婚して1年ちょっとで10キロくらい太っていたということに気がつきました。まぁ、それなりに「そういえば、服がきつくなって買い替えたっけ。。。」などと思い当たるふしはあるのですが、まさか10キロも太っていたとは。。。
結婚する前は、40キロ前後だったのですが、今では50キロ前後に。身長が150くらいですので、今の状態はあまり良くないのではないかと思います。妊娠したら、またさらにプラス10キロくらいになるのかと考えると、このままでは、妊娠できないかなぁと。。。
先生は体重と妊娠の関係をどのように考えていらっしゃいますか?やはり、妊娠する前に、体重を元どおりまでとは行かなくとも、ある程度減らしておいた方がよいでしょうか?
次に、分娩方法なのですが、アメリカは無痛分娩が主流ですので、自然分娩をさせてくれる病院を探すのは難しいと友人から聞きました。先生は無痛分娩(下半身に麻酔をかけたまま、出産するのだそうです。)については、どのような見解を持たれていますか?
それと、もぐさカイロはどのようにしたら買えますか?
いろいろ質問してしまいましたが、お時間のある時で結構ですので、お返事頂ければと思います。
10月27日
こんにちは、大友さん。メール拝受しました。お尋ねの件について私見を述べてみます。
> まさか10キロも太っていたとは。。。結婚する前は、40キロ前後だったの
> ですが、今では50キロ前後に。身長が150くらいですので、今の状態はあ
> まり良くないのではないかと、思います。妊娠したら、またさらにプラス10
> キロくらいになるのかと考えると、このままでは、妊娠できないかなぁと。。。
> 先生は体重と妊娠の関係をどのように考えていらっしゃいますか?やはり、妊
> 娠する前に、体重を元どおりまでとは行かなくとも、ある程度減らしておいた
> 方がよいでしょうか?
体重はある意味では、その人の生活全般を反映したものでしょう。精神状態・食生活・運動状況などなどです。
理想の体重とは、日常生活が恙無く送れる状況であればそれで良いのでは? と考えています。ただ、体が持っている特徴には
急激な変化を好まないという性質があります。
その特質からすれば、何等かの負担は掛けていることになると思いますが。
もし、以前の体重の時の方が体調が良かったと言うのであれば、少しずつ、減量されるべきであるのは自明の理です。もし、そうではなく、今のほうがスタミナがあり、元気になっていると、自覚されているのであれば、減量もあまり積極的にする必要もないと思います。
妊娠による体重増加もそうです。赤ちゃんにとって必要な体重増加は、体が調整するものです。
そのためにも、しっかり体と向き合う大事な時なのです。
> 次に、分娩方法なのですが、アメリカは無痛分娩が主流ですので、自然分娩を
> させてくれる病院を探すのは難しいと友人から聞きました。先生は無痛分娩
> (下半身に麻酔をかけたまま、出産するのだそうです。)については、どのよ
> うな見解を持たれていますか?
私の見解を代弁して頂けるメールが今日届きました。紹介しましょう。
40号、43号に掲載頂きありがとうございました。(注:メールマガジンです)
私自身、“素敵なお産”の経験をお薦めしたくて、メーリングリスト(ぷれままクラブ)で、お灸のコトを記しましたところ、何人かの反応がありました。
そのうちの3人は、すでに先生に問い合わせをしたと報告を受けています。
こうやって、お産を「恐い・痛い」だけのものと思わずに、お産の日を迎えられる方が増えると、私もうれしいです。
ちなみに、私は初めてのお産の時、やはり“耐える事”ばかりに気がいってしまい、「神様から与えられた“母になるための試練”」と、感じました。乗り越えて初めて、母になる資格があるのだと。
でも、今は「赤ちゃんと会うためのセレモニー」くらいに感じる事ができます。
私も大事にしたいセレモニーのはずだと理解しています。私は麻酔による無痛分娩は人間の英知ではなく、エゴだと考えています。もし、エゴだとすれば、何等かの代償を支払ってのことでしょう。それは、どのような代償であるかは、様々でしょうが・・・。
> それと、もぐさカイロはどのようにしたら買えますか?
HPにて記していますが、住所をメールにてお知らせ下さい。お送りしますので。
用件のみにて失礼しますが、赤ちゃんのために楽しく体創りをして下さいね。赤ちゃんにとっては、産まれてからではなく、妊娠してからでもなく、妊娠前からして頂くことが、赤ちゃんが望んで居られるはずです。
疑問があれば、いつでもメール下さい。
では。
寺子屋お産塾 田中寿雄
11月1日
大友です。お忙しい中、お返事いただきましてありがとうございました。
無痛分娩についてのメールを読んで、考えさせられました。妊娠→出産まで、まだまだ時間はありそうなので、この辺りでも自然分娩に取り組んでいるお医者様を、じっくり探します。
それと、もぐさカイロのことなのですが、私はアメリカに住んでいるのですが、海外でも送っていただける物なのでしょうか?
住所は
−−−−−−−−−−−−−−−−−−U.S.A.です。
もし日本国内のみ販売しているのでしたら、実家の住所をお知らせします。
1999年12月14日
田中先生、お久しぶりです。何回かメールでお世話になっています、大友です。
先日、胃痛で病院に行ったさい、妊娠5週目であるということが分かりました。前回の流産から7ヶ月目での、嬉しい妊娠判明でした。いろいろ、助言を頂きまして、本当にありがとうございました。
先生が仰る通りに、親不知を抜いたり、半身浴を続けたり、散歩したりしたのがきっと良かったのかも知れません。また、子どものことばかり考えていた自分を見直して、先月は主人と旅行に行ったりして、子どものことから少し離れて自分自身の生活を楽しんだ時に、妊娠したようです。妊娠というのは、そういうものなのかも知れません。
今回のメルマガで、助産院について書かれていましたが、私もあのような助産婦さんの元でお産ができたら、と強く思いました。しかし、ここはアメリカ。そのような助産婦さんに巡り合えるかどうか。。。ただ、幸いなことに担当の先生はよく話を聞いてくださる方なので、少なくとも無痛分娩ではなく自然分娩という形にできるように、今から話をしていこうと思っています。
それ以前に、やはり前回が流産だったので、喜びと同時にまた流産したら。。。
という気持ちもあるのですが、せっかく授かった命ですので、大切に育てていきたいと思います。
これからも、いろいろ教えていただくかと思いますが、よろしくお願いします。
本当に、ありがとうございました。まずはご報告まで
12月14日
こんにちは大友さん。嬉しいメール拝受しました。おめでとうございます。本当に良かったですね。
流産という悲しみの後、大友さんに今回舞い降りたこうのとりは、以前の大友さんの体とは違っている事を熟知しているはずです。自分の体と向き合う姿勢を持っておられたからです。大丈夫ですよ。
> やはり前回が流産だったので、喜びと同時にまた流産したら。。。という気持
> ちもあるのですが、せっかく授かった命ですので、大切に育てていきたいと思
> います。
そうですよ。心配されるのではなく赤ちゃんへの心配りです。7ヶ月の歳月であっても体は確実に変わっています。これからも体が喜ぶような日々をお腹の赤ちゃんの為に過されるように願っています。
その為には気持です。赤ちゃんが最も喜ぶのはお母さんからの暖かいメッセージです。
『どんな時でもお母さんはあなたを守ってあげるから安心して育って!!』という、メッセ−ジをいつも伝えてあげる事です。そのことが胎教であり、素晴らしいお産・子育てへと繋がっていくのです。
今後は大友さんからの楽しい妊娠ライフのメールを楽しみに待っています。
くれぐれも【冷え】には注意して下さいね。では。
2000年2月25日
田中先生、お久しぶりです。大友です。
いつもメルマガ、楽しみにしています。
「お産というのは、赤ちゃんがするもの」という先生の言葉、すごく心に残りました。私も生まれてくる赤ちゃんの力を信じて、お産にのぞみたいです。半年先の話ですが。。。でも、心の準備は今からしておいた方がいいですよね?
今週の水曜日から16週目に入りました。外から見ても、妊娠していると分かるくらい、お腹は膨らんできました。私もだんだん、自分が妊娠しているという事を、実感できるようになりました。
つわりは、2ヶ月くらい前に比べて、良くはなっていますが、まだ少しあります。でも赤ちゃんができなかった頃に比べたら、贅沢な悩みだな〜と思って、辛いんだけれども、なんだか嬉しいし、と、複雑です。(笑)
妊娠という経験は、人生で10回も20回もできるわけではなさそうだし、しかも、赤ちゃん一人につきたった10ヶ月の妊娠期間、とても大切なものに感じられます。
先週の検診で、赤ちゃんの動いている姿を初めて見せてもらいました。
お腹の中でクルクルとよく動く、元気な赤ちゃんでした。(すでに落ち着きがない???)今までの妊娠の経過も順調なようで、お医者さまには
「テキストに載せたいくらいの順調さ」と褒められました。
これも親知らずを抜いたり、半身浴した成果だと、感じています。
もうすぐ母から千年灸が届くので、先生のHPをよく読み直して安産に向けて、がんばりたいと思います。
お灸を試すのが、とても楽しみです。(初めてなので、ちゃんとツボを探せるか、心配もありますが。。。)
それでは、またメールします。先生も、お体、大切に。
大友
2月25日
こんにちは、大友さん。
大友さんからの素敵なメールに京都の底冷えが何だか暖かくなったようです。
> 私も生まれてくる赤ちゃんの力を信じて、お産にのぞみたいです。
> 半年先の話ですが。。。でも、心の準備は今からしておいた方がいいですよね?
赤ちゃんの力を信じてあげることこそが全てではないでしょうか。
そのために、お母さんとして何をして上げるべきなのか、大友さんは、よ〜くご存知ですよ。
感動的な対面の時を迎える日まで、穏やかで楽しい日々を送って下さい。
> もうすぐ母から千年灸が届くので、先生のHPをよく読み直して安産に向けて、がんば
> りたいと思います。お灸を試すのが、とても楽しみです。
> (初めてなので、ちゃんとツボを探せるか、心配もありますが。。。)
今からお灸をとても楽しみにされているってことは、どんな名灸師がすえるお灸よりも効果があると思います。
お灸は確かにお母さんの体にすえますが、実際はお腹の赤ちゃんにすえるんです。これは、間違いないと思っています。
そのため、お灸をすえる時にはお腹の赤ちゃんに
『これからお灸をすえるからね。』と、一言声を掛けてあげて下さいよ。
> それでは、またメールします。
是非、お灸の感想も含めてメール下さい。楽しみに待っています。
大友さんとはこのようなメールでの経緯があり、12月14日に嬉しい報告のメールを受けた次第です。大友さんは確かに不妊の期間はありましたが、一般的な婦人科での不妊症治療はされていません。治療の必要がないからです。つまり、原因の追求を婦人科という限られた範囲での細部に亘る検査よりも、本来体が持っているべき機能の低下こそテ−マとすべきケ−スだからです。
機能性不妊症の対応も、お産の対応も同じであると主張している根拠を、少しはご理解願えると思う。
平常なお産は、赤ちゃん自身の主導でお母さんの応援と介助のノウハウを熟知されている助産婦さんの手助けの元でこそ、感動的な素晴らしいお産ができ、最も安全なお産となるのと同じことだと私は考えています。