☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆                こうのとりの願い                        2005/12/28 43号           【 いのち賛歌 】   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今年のメルマガは、京都新聞に掲載された懇意にしている助産師さんの記事 を紹介して締め括ることにします。 この内容はホームページの寺子屋お産塾《ことぶき日誌》に書いた内容と同 じですが、メルマガの読者の方々にも佐古かず子さんという助産師さんの言 葉から、テーマであるこうのとりの願いを窺い知ることが出来ると思う。          ☆〜☆ (12月28日のことぶき日誌から) 一昨日、Tさんが来年1月18日の出産予定日を控えて、助産院の帰路に立ち 寄ってくれた。 Tさんといえば、助産師養成所で講師をされている助産師であるが、ご自身 の妊娠ライフを通して学んだことも多いという。 そこで、12月17日に京都新聞の紙面4分の1を占めて紹介されていた ≪あゆみ助産院≫の佐古かず子さんの記事を見せて「読んだ?」と尋ねると、 知らなかったという。 佐古さんと懇意にしている者同士だけに、紹介されていた記事から 「流石だなぁ、素晴らしいことを話されているねぇ」と会話が弾んだ。 ところで、当人のTさんが初めてアシラムに来られたのは2004年10月5日。 赤ちゃんを待っています。ということだった。 2004年5月から婦人科へ通院。 診断結果は右卵管閉塞。 治療は高温期のみデファストンを服用。AIHを3回受けられていた。 診察を終えて、月経前症候群(イライラ・食欲亢進)の改善、月経痛・月経 下血の改善に取り組めば何も問題ない、と私は言い切った。 そのためには、心地良い発汗が実感出来るよう日々のライフ・スタイルで心 掛けて欲しい事。そのような取り組みが楽しく組み込まれたら、体は喜んで くれるとアドバイスした。 初診以降も多忙な時間の合間、月に2回程度来院され6ヶ月後の2005年4月に 4回目のAIHを受けられた時、赤ちゃんはやって来てくれた。 妊娠ライフは助産師さんなら納得のいく日々を過ごされるだろうと思ってい たが、あと20日前後でお産を迎える本人曰く 「私の場合、知識が心配の種にもなりました」と本音を漏らしていた。 知識は体験を踏まえて、改めて≪知識は力なり≫となり得ることもある。 出産後も今迄と同様、助産師養成の仕事に就いて指導される予定であるが、 一段と適任者になるだろうと確信した。 また、Tさんのような人が助産師養成の現場に居られることは、鍼灸医療に 対する理解を持った助産師さん達が増えることにもなるだろう。 では、佐古かず子さんの新聞記事を抜粋して紹介しよう。 ≪いのち賛歌≫ 驚くほどの力強さと今にも壊れてしまいそうなか弱さと。両面を持った小さ な命を千七百以上もしっかりと受け止めてきた。 誕生の瞬間を表現すると? 「明かりを落とした産室がものすごい光とエネルギーに包まれるような感じ。  その場が浄化されるというのか。  医師に話すと『宗教じみている』と茶化されますが」 生まれたばかりの赤ちゃんは羊水が肌に残り、つるつるしている。 泣き出して酸素を胸いっぱいに吸い込む。全身がみるみるピンク色に染まる。 お母さんのお腹に乗せる。元気のいい子は手足をもぞもぞ動かし、おっぱい まで自力でにじり寄る。 「勢いよく乳首に吸いつく子もいれば、三十分も吸わない子がいる。誕生直  後から個性がある。お産も同じものは二つとないし」 「低体温の赤ちゃんが増えた。足が冷たいと思ったら、十年前に比べて二、  三分も低い。」 循環機能が弱いと貧血や虚弱体質になりやすい。 「母親の食事に原因がある場合が多い。産む力をつけるのはあなたなのよ、  と耳の痛い話もします」 生活面で厳しく指導しても、お産では絶対に叱らない。 「弱音を吐いていい。しんどいんだから。丸ごと受け入れてこそ母親も生ま  れてくる命の尊厳も守られる」 「子どもの誕生日にはケーキやプレゼントだけでなく、生まれた時の様子や  感想を話してあげて欲しい。自分の人生の土台が実感できると、簡単に命  を傷つけられない筈です。」          ☆〜☆    生命誕生の瞬間を医師が『宗教じみている』と言われるのは、    生命は精神と肉体で構成されたものという現代医学の認識を    基盤にしているからだろう。    ところが、先人達は≪一寸の虫にも 五分の魂≫と言った。    生命とは≪精神≫≪肉体≫≪魂≫の三身一体と教えている。    と私は解釈している。    だからこそ、    こうのとりの願いを推し測ることが大切だと思っている。          ☆〜☆    京都には佐古さんのあゆみ助産院、掘口さんのまこと助産院    をはじめとして、ごく普通の町家のたたずまいの助産院であ    るが、妊婦さんだけではなく、助産師さん達がいつも集まっ    ている暖かな空間がある。    妊娠・妊娠ライフ・お産・子育ては何が大切なのだろう…              ☆〜★      メルマガに対し、寺子屋お産塾 《みんなの広場》へ      ご意見を頂ければ幸いです。 ────────────────────────────────── ▼ 『まぐまぐ』を利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )  ■ 発行者 鍼灸師 田中 寿雄  寺子屋お産塾 http://park11.wakwak.com/~hisao-t/index.html ▼ 登録解除はこちらで:http://park11.wakwak.com/~hisao-t/index.html ────────────────────────────────── -【まぐまぐ!からのお知らせ】------------------------------------------- 正月飾り、おせち、福袋、開運グッズ…お正月の準備も『まぐギャザ!』で♪ ☆ 歳末キャンペーン実施中 ☆ >> http://cgi.mag2.com/c/w/mag?id=728_051228 << ------------------------------------------------------------------------