サザエさんじゃんけんの背景


テレビアニメーション番組「サザエさん」は、西暦1969年(昭和44年)10月5日(日曜日)に第1回目の放映が行われて以来、紆余曲折を経て現在も放映が続けられています。

この間に発生した特筆すべきトピックとして、原作者の死去や遺骨盗難、姉妹社の廃業、出演している声優の交代や死去、磯野・フグ田宅の隣家の移転、千回記念特別番組の放映中止、火曜日の再放送打ち切り、最終回に関する都市伝説の流行、番組内容への苦情が殺到した「マスオサンタ事件」、賛否両論を巻き起こしたカップヌードルのCM、東芝の提供撤退、アニメの公式配信開始、タマのフライング復活、新型コロナウイルスによる再放送対応などがありました。

しかし、番組史上最大の事件として推定約3千万人の視聴者に衝撃を与えたのは、西暦1991年(平成3年)の秋に予告編の最後が「んがぐぐ」から「じゃんけん」へ突然変わったことでした。

この事態を重く見たアスキーネットMSX(当時)の会員の有志が対策を検討した結果、パソコン通信BBS上に「サザエさんじゃんけん研究所」が設立され、番組内で行われるじゃんけんに関する学術的な研究記録を後世に残すことになりました。 それ以後、当研究所の活動は新アスキーネット(当時)、インターネット上のウェブサイトとツイッターに引き継がれて現在に至っています。


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