インターネットで把握できる税制資料

<WEB版税制改革のシミュレーションについて>
 はしがきでも触れたように本書で提示した各種の税制シミュレーションは必ずしも最新のデータにもとづいて行われたものではありません。本書を卒業論を作成するために利用されている皆さんには、是非とも最新のデータで新たなシミュレーションを試みることをお勧めします。そのために、筆者のホームページである「財政学の館(http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~hkyoji/)」を是非ともご活用ください。本書で使用したコンピュータプログラムのいくつかもホームページからダウンロード可能です。また、各章で用いた図表のうち、官公庁のホームページで入手可能なものについては、ホームページ内の「Web版税制改革のシミュレーション」からリンクされています。

<税制資料案内>
  インターネットは、最新の税制資料を探す手段として非常に有効です。税制に関する資料を探すなら、まず財務省のホームページ(http://www.mof.go.jp/index.htm)にアクセスしましょう。なかでも税制調査会のページがお勧めです。政府の税制調査会の答申だけでなく、税制調査会に提出された各種資料が入手できます。税制について調べたいのであれば、国税庁のホームページ(http://www.nta.go.jp/)も必見です。特にキーワードを入れると、詳しい税法がわかる国税庁タックスアンサーのページ(http://www.taxanser.nta.go.jp/)が非常に便利です。内閣府のホームページ(http://www.cao.go.jp/)も便利です。ここには、電子政府の総合窓口と各種審議会へのリンクがあります。電子政府の窓口では、キーワードを入れると各省庁のホームページ上の情報を検索することが可能です。

<税制関係統計データ案内>
 税務統計については、前述した国税庁のホームページの統計資料のコーナーにあります。また財務省のホームページ上でも税制関係のデータがいくつか公開されています。また、総務省統計局・統計センターのホームページ(http://www.stat.go.jp/index.htm)内に設置されている統計情報インデックスを利用すれば、自分が欲しいデータがどのような統計書に掲載されているのかをキーワード検索にて調べることが可能です。ただし、残念なことに直接データをダウンロードすることはできません。統計データそのものについては、図書館資料室等で入手しなければなりません。
 税務統計以外で税制に関するシミュレーションに必要とされる統計データには、『家計調査年報』、『貯蓄動向調査年報』、『国民経済計算年報』などに掲載されている、物価、所得、消費などのデータがあります。これらのデータの一部は、総務省統計局・統計センターのホームページ(http://www.stat.go.jp/)からダウンロード可能です。


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