2013年 合格体験記
1次試験対策
私は3回生の5月から予備校に通っていました。独学で勉強される方もいますが、私的には、予備校に入った方が、カリキュラムもしっかりしているし、試験情報なども得やすいので、おすすめです。勉強方法としては、復習することが一番大事だと思います。どうしても授業を受けっぱなしでいてしまうと、また一から暗記したり、定義を理解しないといけないので、できるだけ授業後すぐに復習することが大事です。公務員試験は大学受験とかと違って、科目数がとても多いので、効率よく勉強していくことが大事です。そして、問題集をひたすら繰り返し解くことがよいと思います。同じ問題がでることはあまりないですが、できるだけ多くの問題を解いておくことで、パターンをつかめたり傾向がつかめたりします。数的処理は特に、問題をたくさん解いて経験を積むことが大切です。予備校の友達の中では、民間と公務員を同時でやっていた人もいましたが、私は公務員一本でやっていました。もし民間も受けたいと思っているならば、業種をしぼったりしたほうがいいと思います。どっちも同時並行は結構厳しいかなと思いました。
2次試験
面接対策としては、予備校の面接対策をフル活用しました。こういうところが予備校のメリットだと思います。その時に自分の面接の姿を携帯とかで録画しておくと、客観的に自分の面接の様子を確認できるのでオススメです。自分が思っている以上に顔がこわばっていたり、声が小さかったりといろいろ改善点がわかります。あとは親が昔人事をしたことがあったので、ESを見て、質問項目を30個ほどあげてもらい、それらの質問にきちんと答えられるようにしました。本番の面接でもその項目の中から結構聞かれたので、もし身近に人事をしたことがある人がいれば、お願いしてもいいと思います。
集団討論の対策としては、予備校での集団討論対策を利用したり、友達何人かでカラオケで練習しました。コツとしては、やはり、たくさん発言することが大事です。まずはしゃべらないと、面接官の印象にすら残らないので、「○○さんの意見に賛成です」とか「そのアイディアいいですね」とかあいづちでもいいので、発言するようにしてください。アイディアを出すことが苦手な人は、ほかの人の意見をまとめたりするのでもポイントが高いので積極的にやってみてください。とにかく笑顔で発言することです。練習していくと、様子がつかんでいけたりするので、練習してください。
3次試験(個人面接、論文)
個人面接は、1次試験のときにだしていたESとは別に、面接カードを提出します。特技・資格、趣味、長所、短所、最近印象的だった時事、自由記入欄を書きました。面接は、私の部屋はかなり穏やかな面接でした。でもこれはブースごとに違うみたいです。圧迫っぽいところや、淡々と進むところもあったみたいです。
面接は、何をこたえるかというよりも、その人の人となりをみているような気がします。市役所は人と接することが多いので、対人が上手くできるかとか、コミュニケーションをとれるかとかそういう点を重視していると思います。明るく元気よく答えることが簡単なようで難しく、何度も面接練習をすることで慣れていける気がします。緊張していると、リラックスしてねと面接官の方もおっしゃってくれました。
公務員試験は、本当に期間が長くて、たくさん勉強しなきゃだめだし、面接対策も大変だし、夏でもスーツ着なきゃだめだし、本当に心が何回も何回も折れそうになります。でも、頑張れば、頑張った分だけ、きちんと結果がついてくるし、すべてが終わったときに、ほんとうに、頑張ってよかったなって思います。自分を信じて、頑張ってください。応援しています。