阿寒国立公園は、昭和9年、大雪山とともに、北海道ではじめて国立公園の指定をうけた。

「森と湖」といえば観光北海道のキャッチフレーズですが、阿寒国立公園はその代表観光地です。

面積およそ9万ha、屈斜路湖、摩周湖、阿寒湖と、それぞれ趣の違う3つの湖を中心とした、

火山と湖と森林の国立公園です。屈斜路湖を見おろす美幌峠と津別峠の絶景、神秘の湖摩周湖、

マリモの眠る阿寒湖、見所の多い自然公園です。



オンネトー



北海道でもっとも水の色が美しい湖と言われている。別名「五色沼」

アイヌの人たちが「年老いた湖」「奥深い湖」と呼び親しんだ

周囲4Kmほどの小さな湖です。雌阿寒岳(1,499m)阿寒富士(1,476m)



摩 周 湖



透明度世界第一位といわれる湖面は、水の色をはるかに超えた青さで

神秘的な美しさに感動されます。水面標高 355m、最大水深 211.5m、

周囲 19.8km、透明度 35.0m(82年10月)

湖の中の小さな島は、周囲160m、湖面からの高さ25mの中の島です。

857mの摩周岳をアイヌの人たちは「カムイヌプリ」と呼んでいました。



美幌峠



標高525mから見た屈斜路湖は、北海道の観光地の中でも絶景

この空の色を地元の人は「オホーツクブルー」と呼んでいる。

屈斜路湖

周囲57Km面積およそ80Ku、水深118mのカルデラ湖

屈斜路湖カルデラは、面積400Kuで、九州の阿蘇カルデラをしのぎ

スマトラのトバ湖カルデラに次いで世界第2位といわれています。

湖の中の中島は屈斜路湖カルデラにできた二重式火山で、水面からの

高さは355m、周囲12Km、島全体が原始林に覆われています。

屈斜路湖の湖岸には、和琴、仁伏、砂湯、赤湯、池の湯などの温泉がある。

砂湯はアイヌの人たちが「オタユ」“砂から湧き出る温泉”と呼んだように

岸辺の砂を少し掘っただけで、どこからでも熱いお湯が湧き出てきます。



津別峠



標高900mの津別峠から見る屈斜路湖は、天空からの眺めです。



阿寒湖



阿寒湖は周囲26Km水深45mのひし形の湖です。

雄阿寒岳の噴火の噴出物により、阿寒川がせき止められて出来た湖です。

湖の中には、オンネモシリ(大島)、ポンモシリ(小島)、ヤイタイモシリ

(雑木が茂っている)チュウルイモシリ(流れの速い)の4つの島が浮かんでいて、

チュウルイモシリの北側にマリモが生息しています。

マリモは北海道で始めて天然記念物の指定を受けました。

毬藻の唄

              作詞者 いわせ ひろし

(1) 水面(ミズモ)を渡る 風淋し
  阿寒の山の 湖に  浮かぶマリモよ 何思う
  マリモよマリモ 緑のマリモ

(2) 晴れれば浮かぶ 水の上
  曇れば沈む 水の底  恋は悲しと 嘆きあう
  マリモよマリモ 涙のマリモ

(3) アイヌの村に 今もなお
  悲しく残る ロマンスを 歌うマリモの 影淋し
  マリモよマリモ 緑のマリモ


オンネトー 阿寒湖 摩周湖 屈斜路湖

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