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回顧の滝
抱返神社から1.5km、脇の小径を登り渓谷のハイキングコースを30分程でこの回顧の滝に至る。滝は真っ暗なトンネルを抜けた右手にあり「みかえりのたき」と言うんだそうだ。落差は30mとも50mとも言われ、水量が多い時にはこの黒光りをしている岩が垂水に覆われ三段の滝はさぞ勇壮だろうと思われる。
大概はこの滝で引返すものの抱返り渓谷は約10km、何時か更に先へ行ってみたい気持はある。以下は、ここからの帰り道での写真である。
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誓願寺付近
この辺りは渓谷随一の景勝地だそうだが、何処を見回しても寺らしい痕跡はない。その筈で、両岸に迫った岸壁の深い淵に出る泡沫が寺でたく香の煙が漂い舞う様に似ていると言うことからの命名と聞く。今は水嵩もなくあくまでも静かである。写真は川下を望む風景で紅葉に午後の秋日が射している。
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ハイキングコース
抱返りの名は、その昔抱きかかえて交差したとか、先へ進めず子を抱いて引返したとか、この道の険しさに由来すると聞いている。整備されたハイキングコースの大半は足元から下ほぼ垂直に切立った崖になっており、この様な手摺が有るのは本の一部なだけにすこぶる涼味を覚える。水面は真下に木の葉の合間からちろちろと見えるに過ぎない。ここは、人の途切れた所が偶々ここだっただけで他に意味はない。
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若狭の急流
昔は抱返りの急流の一つで、岩に砕け散る水音が勇壮なまでの獣の雄叫びに聞こえたそうだが、上流にダムが出来た今は減水し「老虎の囁き」と言うのだそうだ。
ここの渓谷の特徴の一つに水の色合いがある。緑と青を混ぜたようなコバルトブルーで、実際その様な写真も紹介されている。しかしそれには太陽の光の援護も必要らしい。日の陰った今日はこんな具合である。
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茣蓙の石
この渓谷に多い奇岩の一つ。左奥の茣蓙の石の上面は平滑で、平な部分は信州木曽川上流の「寝覚の床」によく似ているそうだが、信州のそれは知らない。八、十畳の茶室ににじり口位なら出来そうな広さだ。階段が有るので下まで降りられ、格好の撮影場所になっている。川上に進みそこで上流を背に写真を撮る人が多い。但しこれは階段の川下の景だ。
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神の岩橋
渓谷入口の象徴であるこの吊橋の名の「神の岩」は、何のことはない旧神代村と旧白岩村から一字づつ取って名付けたものだそうだ。秋田県で最も古い吊橋で大正15年に完成し全長80m、森林軌道として使われたと言う。僅かな風に横揺れし、足元も覚束なく船酔の様な気分になった。そのせいか橋の上で写真を撮っている人は居ない。試しに体を手摺に預けてやってみたが画面が動いてピントを合わせる暇がなかった。
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わらび劇場
さて、振出しに戻った。劇団わらび座の本拠地でこれがそのわらび劇場。この一帯を今では田沢湖芸術村と呼んでいる。温泉ゆぽぽと言う宿泊施設もあり、村内では資料館や色々な体験学習まで多くの催しの企画があるらしい。
田沢湖ビールと言う地ビールも作っていて、何時だったか秋田新幹線こまちの車中で飲んだことがあった。興味ある活動では、デジタル・アート・ファクトリーでCGによる民族芸能の保存に取組んでいることだろうか。他にはインターネットのプロバイダ事業等、広範な活動を展開している。
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